〜臣side〜
初めて、〇〇のナカを触った。
ずっと触りたかったそこは、俺の想像をはるかに超えるくらいにまでとろけてて…、俺の指を飲み込んだ。
飲み込んで、離さなくて。
きつく締まるぬるぬるのそこに突っ込んだら…どれだけ気持ちいいんだろうって…。
想像したら、たまらなくて。
一人でしたこともないのか、絶頂を知らなかった〇〇は、俺の腕の中で初めてそれを経験して、震えてた。
真っ白な肌を、紅く紅く…染め上げて。
気持ち良さそうに震えてたんだ。
でも。
「イク」って快感を一度知ってしまえば、もう少し素直になるかと思ったのに…
〇「……や、ダメ…です…///」
今日も〇〇は、それを拒む。
あの日から毎日、キスの練習は続けてて。
それ以上の練習もしようとするんだけど…、
〇「触っちゃ…ダメ///」
スカートの中に入れようとした俺の手は、今日もぎゅっと止められるんだ。
臣「なんでだよ…?」
気持ち良くしてやろうと思うのに、〇〇は恥ずかしそうに俯いて、俺の膝から降りようとする。
臣「ダメだ。」
〇「あっ…///」
今日は逃さねぇ。
臣「気持ちいいから…、な?」
〇「……ダメ、…怖い…です///」
臣「……っ」
普通の女はもっと貪欲で…自分の欲を満たすことに必死なのに…
こいつは気持ち良くなることが怖いって言って震えてる。
普通の女は俺にねだって甘えて抱いて欲しがるのに…
なんでこいつはそうじゃねぇんだよ?
臣「怖くねぇよ…、気持ちいいから。もう知ってるだろ?お前だって…。」
〇「////」
あんなに感じて、震えてたじゃん、俺の腕の中で。
臣「イクまで…してやるから…。」
〇「や、やだ…、っ///」
臣「キスだけじゃ、色気なんて増えねぇぞ?」
〇「え…っ」
臣「こうして身体を気持ち良くしてやって…」
〇「あっ…!」
臣「快感を身体で覚えて…」
〇「……ンン…、ッ///」
臣「男を落とすぐらいの色気を身につけろよ…w」
〇「ああ…ッ、!///」
無理矢理、下着にさしこんだ指は、あっという間にぬかるみの中へ…。
……ヌプ…、ん、っ…くちゅ…ぅ
熱く、とろとろに熟れてるそこは、嬉しそうに俺の指を飲み込む。
臣「お前の身体は素直だよ…?」
〇「はぁっ、は…ぁっ///」
臣「気持ちいいって言ってる、……ほら。」
クチュクチュクチュ!
〇「ひぁっ!?///」
びくっと跳ねた〇〇はそのまま俺に力強く、抱きついてきて。
俺はナカと外をゆっくり、代わる代わる、撫でてやって…
時間をかけて、ゆっくり…ゆっくり…、ほぐしながら。
最後は〇〇の一番反応がいいところを、強く押して、揉み上げた。
〇「……ッ!///」
息を止めたままイッた〇〇は、そのまま脱力して、俺にしなだれかかる。
臣「気持ち良かったろ…?w」
動けない〇〇をしばらく抱っこしてやって。
イッたばかりのそこに突っ込みたい衝動を必死に抑えてる。
〇「……は…ぁ…、///」
ようやく息が整うと、〇〇はいそいそと部屋を出て行って、俺も仕事に戻った。
隆「あ、臣。どこ行ってたの?」
臣「別に。」
隆二は相変わらず、何も気付いてない。
隆「さっきさ、トイレの前でシロちゃんに会ったんだけど…///」
臣「……。」
隆「なんか…すげぇ顔が赤くて、エロかった///」
俺にイカされた後だからね。
隆「シロちゃんてさ、たまにああいう顔してる時あるんだよ…///」
臣「ああいう顔って?」
隆「なんか無性に色っぽくて、エロい顔///」
それ、毎回、俺とエロい事した後なんじゃねーの?w
隆「あの顔見ると、なんか…ドキドキしちゃって、俺…///」
臣「ふーん?w」
隆二は照れたように、あいつが作ったはちみつレモンを食べてる。
隆「これさ、今日も作ってきてくれたんだよ///」
臣「うん。」
隆「最近、レコーディングの日はいつも持ってきてくれる///」
臣「出来るマネージャーだねぇw」
隆「……優しいよね、シロちゃん///」
臣「……。」
優しいよね、とか呑気なこと言ってねぇで…
とっとと押し倒しゃいいのに。
早く付き合えよ。とろくせぇな。
ここんとこ、朝迎えにくる順番を自分を先にさせて、あいつと二人の時間を作って…
その隙にあいつとキスしてるのは知ってる。
毎日、毎日。
「今日も、キスしてくれました///」
「今日は…少し長めで…エッチなキスでした///」
あいつに逐一報告させてるから、全部筒抜け。
でも、するのはキスだけみたいで…
それ以上は何もしてこないらしい。
隆二が何考えてんのか俺にはわかんねぇ。
臣「食っちゃえば?」
隆「え?はちみつレモン?」
臣「ちげーよ。〇〇。」
隆「……は!?」
臣「そんなドキドキするとか言ってんなら食っちゃえばいいじゃん。」
隆「何言ってんの!?///」
隆二は慌てたようにレモンのタッパの蓋を閉めた。
隆「シロちゃんは大事なマネージャーだよ!そんなんじゃないから!///」
毎日キスしてるくせに。
隆「そんなん、ダメだよ絶対…///」
何がだよ。
臣「じゃあ俺が代わりに食ってみよっかなw」
俺がそう言った途端、隆二の表情が一変した。
隆「冗談だろ…?」
臣「さぁ?w」
隆「お前…女遊びすんのはいいけど…シロちゃんだけは絶対やめろ。」
臣「なんでだよ。」
隆「言っただろ!大事なマネージャーだって!」
臣「でも気が向いたら食っちゃうかもw」
隆「そんなんしたらお前の事ぶん殴るからな。」
臣「……。」
そこまで言うなら自分が行けばいいのに。
変な奴。
俺があいつにしてること知ったら、本気でキレるだろうな、きっと。
でも、やめない。
だって…
あいつが俺に感じて、白い肌を紅く染める瞬間が、俺のイライラが解消される時だから。
俺に手を出されたくなかったら早く付き合え、バーカw