scarlet
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発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2020/01/17
最終更新日:2021/07/25 22:41

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scarlet 第2章 練習
〜臣side〜






初めて、〇〇のナカを触った。

ずっと触りたかったそこは、俺の想像をはるかに超えるくらいにまでとろけてて…、俺の指を飲み込んだ。

飲み込んで、離さなくて。


きつく締まるぬるぬるのそこに突っ込んだら…どれだけ気持ちいいんだろうって…。

想像したら、たまらなくて。


一人でしたこともないのか、絶頂を知らなかった〇〇は、俺の腕の中で初めてそれを経験して、震えてた。


真っ白な肌を、紅く紅く…染め上げて。

気持ち良さそうに震えてたんだ。


でも。

「イク」って快感を一度知ってしまえば、もう少し素直になるかと思ったのに…


〇「……や、ダメ…です…///」


今日も〇〇は、それを拒む。


あの日から毎日、キスの練習は続けてて。

それ以上の練習もしようとするんだけど…、


〇「触っちゃ…ダメ///」


スカートの中に入れようとした俺の手は、今日もぎゅっと止められるんだ。


臣「なんでだよ…?」


気持ち良くしてやろうと思うのに、〇〇は恥ずかしそうに俯いて、俺の膝から降りようとする。


臣「ダメだ。」
〇「あっ…///」


今日は逃さねぇ。


臣「気持ちいいから…、な?」
〇「……ダメ、…怖い…です///」
臣「……っ」


普通の女はもっと貪欲で…自分の欲を満たすことに必死なのに…
こいつは気持ち良くなることが怖いって言って震えてる。

普通の女は俺にねだって甘えて抱いて欲しがるのに…
なんでこいつはそうじゃねぇんだよ?


臣「怖くねぇよ…、気持ちいいから。もう知ってるだろ?お前だって…。」
〇「////」


あんなに感じて、震えてたじゃん、俺の腕の中で。


臣「イクまで…してやるから…。」
〇「や、やだ…、っ///」
臣「キスだけじゃ、色気なんて増えねぇぞ?」
〇「え…っ」
臣「こうして身体を気持ち良くしてやって…」
〇「あっ…!」
臣「快感を身体で覚えて…」
〇「……ンン…、ッ///」
臣「男を落とすぐらいの色気を身につけろよ…w」
〇「ああ…ッ、!///」


無理矢理、下着にさしこんだ指は、あっという間にぬかるみの中へ…。


……ヌプ…、ん、っ…くちゅ…ぅ


熱く、とろとろに熟れてるそこは、嬉しそうに俺の指を飲み込む。


臣「お前の身体は素直だよ…?」
〇「はぁっ、は…ぁっ///」
臣「気持ちいいって言ってる、……ほら。」


クチュクチュクチュ!


〇「ひぁっ!?///」


びくっと跳ねた〇〇はそのまま俺に力強く、抱きついてきて。


俺はナカと外をゆっくり、代わる代わる、撫でてやって…
時間をかけて、ゆっくり…ゆっくり…、ほぐしながら。

最後は〇〇の一番反応がいいところを、強く押して、揉み上げた。


〇「……ッ!///」


息を止めたままイッた〇〇は、そのまま脱力して、俺にしなだれかかる。


臣「気持ち良かったろ…?w」


動けない〇〇をしばらく抱っこしてやって。

イッたばかりのそこに突っ込みたい衝動を必死に抑えてる。


〇「……は…ぁ…、///」


ようやく息が整うと、〇〇はいそいそと部屋を出て行って、俺も仕事に戻った。


隆「あ、臣。どこ行ってたの?」
臣「別に。」


隆二は相変わらず、何も気付いてない。


隆「さっきさ、トイレの前でシロちゃんに会ったんだけど…///」
臣「……。」
隆「なんか…すげぇ顔が赤くて、エロかった///」


俺にイカされた後だからね。


隆「シロちゃんてさ、たまにああいう顔してる時あるんだよ…///」
臣「ああいう顔って?」
隆「なんか無性に色っぽくて、エロい顔///」


それ、毎回、俺とエロい事した後なんじゃねーの?w


隆「あの顔見ると、なんか…ドキドキしちゃって、俺…///」
臣「ふーん?w」


隆二は照れたように、あいつが作ったはちみつレモンを食べてる。


隆「これさ、今日も作ってきてくれたんだよ///」
臣「うん。」
隆「最近、レコーディングの日はいつも持ってきてくれる///」
臣「出来るマネージャーだねぇw」
隆「……優しいよね、シロちゃん///」
臣「……。」


優しいよね、とか呑気なこと言ってねぇで…
とっとと押し倒しゃいいのに。

早く付き合えよ。とろくせぇな。


ここんとこ、朝迎えにくる順番を自分を先にさせて、あいつと二人の時間を作って…

その隙にあいつとキスしてるのは知ってる。
毎日、毎日。


「今日も、キスしてくれました///」

「今日は…少し長めで…エッチなキスでした///」


あいつに逐一報告させてるから、全部筒抜け。


でも、するのはキスだけみたいで…
それ以上は何もしてこないらしい。


隆二が何考えてんのか俺にはわかんねぇ。


臣「食っちゃえば?」
隆「え?はちみつレモン?」
臣「ちげーよ。〇〇。」
隆「……は!?」
臣「そんなドキドキするとか言ってんなら食っちゃえばいいじゃん。」
隆「何言ってんの!?///」


隆二は慌てたようにレモンのタッパの蓋を閉めた。


隆「シロちゃんは大事なマネージャーだよ!そんなんじゃないから!///」


毎日キスしてるくせに。


隆「そんなん、ダメだよ絶対…///」


何がだよ。


臣「じゃあ俺が代わりに食ってみよっかなw」


俺がそう言った途端、隆二の表情が一変した。


隆「冗談だろ…?」
臣「さぁ?w」
隆「お前…女遊びすんのはいいけど…シロちゃんだけは絶対やめろ。」
臣「なんでだよ。」
隆「言っただろ!大事なマネージャーだって!」
臣「でも気が向いたら食っちゃうかもw」
隆「そんなんしたらお前の事ぶん殴るからな。」
臣「……。」


そこまで言うなら自分が行けばいいのに。
変な奴。


俺があいつにしてること知ったら、本気でキレるだろうな、きっと。


でも、やめない。


だって…
あいつが俺に感じて、白い肌を紅く染める瞬間が、俺のイライラが解消される時だから。


俺に手を出されたくなかったら早く付き合え、バーカw

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