scarlet
scarlet

いいね489 コメント35 ( 2 )
発行者:新菜
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2020/01/17
最終更新日:2021/07/25 22:41

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
scarlet 第2章 練習
〇「昨日、また今市さんにご飯作ってあげました…///」
臣「へぇ、それで?」


今日もいつもの報告会。

会議室に鍵をかけて、二人で昼飯を食ってる。


〇「また…膝枕も…してあげました///」
臣「頼まれたの?」
〇「はい、してほしいな、って…今市さん、可愛くて///」
臣「ふーーん…」


こいつらはいつまでそんな中学生みたいなやりとり続ける気?
イライラするわー。


臣「キスはしたのかよ。」
〇「……コクン///」
臣「舌突っ込んだか?w」
〇「……いっぱい…されました///」
臣「え…っ」


マジかよ。


臣「……濡れた?」
〇「……いえ、///」
臣「なんでだよ。」


俺とキスしたらすぐ濡れるくせに。


〇「やっぱり…今市さんとのキスは…ドキドキして…緊張しすぎて…ダメなんです///」
臣「……。」


変なの。なんじゃそりゃ。


臣「そこまでしてんなら、お前から押し倒せばいいのに。」
〇「そんなこと出来るわけないじゃないですか!///」
臣「そしたらあいつも喜ぶかもよ?」
〇「……っ///」


〇〇は顔を真っ赤にして、弁当箱を片付けた。


臣「今日のデザートは?」
〇「オレンジです。」
臣「開けて。」


俺も弁当箱を返して、代わりにカットされたオレンジを受け取った。


臣「お前とキスしてさ、あいつ勃ってないの?」
〇「そんなの知りませんよ!///」
臣「見りゃわかんじゃん。」
〇「そんなとこ見てる余裕ないです!///」
臣「じゃあ触って確かめてみれば?」
〇「そんなことしたらドン引きされますよ!痴女じゃないですか!///」
臣「触ってやってさ、勃ってたら舐めてやれよw」
〇「!!!」
臣「そしたら抱いてくれんじゃねぇの?お前のことw」
〇「////」


なんでだろう。
言いながら気分がモヤモヤするのは。

なんか変な感じ。


臣「俺ので練習する?w」
〇「何言ってるんですか!!///」
臣「ばーか、ちげーよw」
〇「えっ…」


俺は〇〇の椅子を自分の側に引き寄せた。


臣「俺の指で練習する?って。」
〇「……っ」


俺は食べ終わったオレンジの皮をテーブルに戻して、〇〇の唇をひと撫でした。


臣「舐めろよ、練習だと思って。」
〇「////」


なんの練習かは言わなくてもさすがに理解したらしい。
〇〇は困ったように目を潤ませてる。


臣「ほら…、」


催促するように唇を撫でたら、〇〇はゆっくりと唇を開いて、俺の指を小さく舐めた。


ぺ…ろ、……ちゅ、っ


俺はそのまま〇〇の口の中にゆっくりと指を差し込んで…舌を撫でたり、くすぐったり、軽く出し入れをしてみたり。


〇「は…ぁ、……ちゅ、っ、…ぱ、…んっ///」


夢中で俺の指をしゃぶる〇〇は、もう頬が紅い。
その表情だけでも、俺の支配欲は満たされる。


臣「……本物も…舐めてみる…?」


〇〇の手を、そこへ誘導すると…


〇「!??///」


〇〇は驚いたように目を見張った。


臣「こっちの方が練習になると思うけど?w」
〇「……それは…ダメです、さすがに///」


ちっ、仕方ねぇな。


臣「じゃあ俺が気持ち良くしてやるから、乗っかれよ。」
〇「////」


そう言ってるのに、〇〇は俺から逃げるように立ち上がって。


〇「ダメです、失礼します///」


勝手に部屋から出て行こうとした。


臣「待てよ!」


ダンッ!


臣「逃げれると思ってんの…?」
〇「////」


俺は〇〇の手首を掴んで、壁に押しやった。


臣「いいよ?じゃあお前が濡れてなかったら今日は見逃してやるよ…w」
〇「……っ」


〇〇の太ももの間に自分の膝を割り入れて…そこを布越しに擦り上げると…


〇「……あ、っ…やぁ///」


〇〇はぎゅっと目を瞑った。


臣「今日はキスしてねぇもんな?お前が俺の指しゃぶっただけ。濡れてるわけねぇよな?w」
〇「////」


押さえつけてる〇〇の手を一つに束ねて、頭の上で固定して。

もう片方の手で、スカートをゆっくりめくり上げた。

ストッキングをおろして…下着に指をかけて…


〇「や、やめ…てっ…///」


そんな言葉はもちろん無視して、確かめた。


……くっ、ちゅ…


俺がニヤリと笑うと、〇〇の顔は余計に真っ赤になった。


臣「すごいんですけど…?w」
〇「や、ちが…っ///」
臣「何が違うんだよ?w」


くちゅくちゅくちゅ…っ!


〇「やぁ…っ!は…っ、ぁ///」


こんなぐしょぐしょに濡らして…

もう今日は我慢できない。


臣「なぁ…、」
〇「はぁ、っ///」
臣「最後まで…しない?」
〇「……え…?」


突っ込みたい。

とろとろに濡れてるここを、味わいたい。


臣「これも練習だから…な?」
〇「えっ、待っ…、や…っ///」


興奮してる片手でベルトを外して、それを取り出した。


〇「や、ダメっ!ダメっ///」


必死で抵抗しても、〇〇の力は俺の片手で十分抑えこめる。


〇「挿れちゃ…ダメ…ッ///」
臣「はぁ…///」


ぐちゅ、クチュ…ッ


〇「んんん…ッ///」


こんな濡らしてるくせに。


臣「絶対気持ちいいから。な?」
〇「だ…めッ///」


俺はビンビンになってる自身を、〇〇のそこにピタッと押し当てた。


〇「だめぇッッ!///」


〇〇は涙目で俺に懇願する。


臣「挿れないから。大丈夫。」


にゅる、っ…、ヌルッ…


〇「や、やっ!///」
臣「挿れてないって///」


ぬるっぬるのそこは、当てがうだけで興奮して気持ちいい。


臣「……ほら、」


にゅるん…っ、ぬるっ、にゅぷ、っ


〇「あっ、…ぁっ…、ぁぁ…///」


俺の先端にぬるぬると入口を擦られて、〇〇は気持ち良さそうに息を吐く。


臣「こんな滑って…気持ちいい…?」
〇「恥ずか…しい…///」
臣「ぬるぬるなの、わかんだろ?」
〇「……や、っ///」
臣「少しだけ…挿れて…い?///」
〇「ダメ…!///」
臣「……っ」


こんなとろけてるくせに…


挿れたい。
挿れたい。
挿れたい。

もう頭がおかしくなりそうだ。


臣「お願い、ちょっとだけ。」
〇「やっ…///」
臣「ほんと一瞬、少しだけ///」
〇「////」
臣「気持ちいいから、絶対。な?///」
〇「////」


こうしてる間にも、ぬるっと滑って入りそうなくらい、濡れてくっついてる部分が、どんどん熱くなってる。


臣「挿れるぞ…?」


もう、ほんと無理。
奥まで思いっきり突っ込みたい。

思いっきり腰を振りたい。

本能が爆発しそうで。


グッと挿れかけた瞬間…、、


〇「ダメっっ!!///」


油断してた俺の手はふりほどかれて、〇〇は俺の前から逃げ出した。


臣「……っ」


服を押さえながら部屋を飛び出していって。


一人残された俺は、そのまま崩れるように椅子に座った。


臣「……はぁ、///」


……狂いそう。


俺…、なんで…?

いつから…?


なんでいつの間にこんなに…あいつを抱きたくて仕方なくなってんの?


こんなはずじゃなかったのに…。


……ダメだ。
もうこんな練習やめよう。

身体がおかしくなりそうだ。


こんなことしてるせいで、あいつを抱きたくなるんだ。


じゃなきゃ、おかしいもん。

俺があいつなんかとヤリたくて我慢できなくなるとか。


絶対おかしい。

37
最初 前へ 34353637383940 次へ 最後
ページへ 
TOP