倒錯の螺旋階段
第1章 1章 彼と私
レギンスを 膝まで 下ろすと
黒い シルクの パンティーが
こんもりと 前が膨らんでいるのが わかる
・・・・・
勃起した ペニスを 頭から 引き出して
ゆっくりと コンドームを 装着してあげると
さらに 怒張するかのように 漲って
ふたたび 薄いパンティーを 引き上げても
覆いきれないから レギンスも 元のように
膨らみを 生地の上から 擦り続け
片手は ブラの中や 肌を 擦り
耳を咬み 絶え間のない刺激で
腰を折るようにして 前が震わせて
射精を 始めるのを 鏡で 観ていた
私が 貸した レギンスも パンティーも
精液で べたつかされるのは ごめんだったから
無防備の そこを また擦ると
くすぐったいのか 呻き声を挙げて
恥ずかしそうに 顔をそむける
また お漏らしが
お化粧してあげたばかりの 顔がよじれて
可愛いわ
***
T君は 私が 元いた会社で 今はクライアントの
年下の 若くて 優秀な社員で 妻帯者
女装願望があることを 知ったのは
最近の ことだったんだけど
2