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馬体優先主義【1コイン版】

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発行者:武虎
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ジャンル:競馬


公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/11/17 03:14

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No.800 2019年05月26日 00:16   カテゴリー: G1

いよいよ明日は競馬の祭典ダービー。

今年は、出走全馬の馬体写真が確認できたこ
ともあり、一頭ずつ、細かな<馬体データ>
を公開しようかと思った。

が、何頭か書き上げた時点で、すでにかなり
の文量となってしまった。

まだ、全馬の馬体解説も書き上げていないが
ダービーくらいは、前日までに記事を配信し
ておこうかと思い、急きょ

・馬体レーティング
・馬体タイプ別分類
・馬体データを一頭

以上を先行配信しておく。



▼舞台適性

【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――――
113|2頭
112|3頭
111|エメラルファイト、他6頭
110|5頭
109|1頭
――――――――――――――――――――



▼馬体タイプ別分類 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――――
心肺高、省エネ
サートゥルナーリア
エメラルファイト
他1頭


持続系~SP一息
メイショウテンゲン
他3頭


万能バランス型
2頭


中立型
マイネルサーパス
他3頭


持続系~淡泊単調
ヴェロックス
他4頭
――――――――――――――――――――

今回、ざっくり馬体タイプを分類してみた。
どういったタイプかも、一言も添えておく。

各グループで、「馬体の全体構造、そこから
のSPの質、馬体のセールスポイント」など
が大体共通している。

日々の馬体診断予想において、印を打つ際、
ざっと頭のなかでこうした分類分けをしてお
り、そのなかで、レースへの優位性が高いグ
ループ、また、グループ内の優劣付けをして
、印を打っている。

よく「○○○の馬は、□□□の馬の番手評価
が妥当かな」などがそれだ。同グループ内の
優劣を説明している。以上



▼馬体診断~<馬体データ>有

エメラルファイト
-【タイプ】-----------------------------
適 性|NT型-MI(万能根幹-マイル~中距離)
脚 質|差しベター
一 言|排気量抜群だが、もう少し足回りが尺長なら

-【特 徴】-----------------------------
[全体]
シルエ|箱型正方形(縦長)、長躯短背
上体軸|標準~低め
下体軸|標準~低め

[上体]
前 駆|可動(肩口){角;深め、尺;長め}
中 間|腹回り厚い
後 躯|可動(トモ){角;標準~深め、尺;標準}

[末端]
前振子|首差し{尺;標準、量;薄め}
下振子|軸位置;標準~低め、飛節{量;標準、角;標準~曲飛}

-【今 走】-----------------------------
初見の2歳時<朝日杯>で、その特筆すべき
特徴が目に留まり、確か本命◎を打った気が
する本馬。

ズバリ、その特徴とは、上体の前駆から中間
までの造りである。一言で懐が深い。

具体的に、き甲からの肩甲骨と上腕骨がおり
なすバランス容量。腹袋からキレ上がる下腹
アウトラインなど。

そこから、傾斜がある胸骨、楕円形の肋骨構
造が想像できる。それは、心臓が収まる容量
の大きさと併せ、運動時の胸腔の収縮し易さ
を意味する。

これは、父クロフネの上体の容量の大きさ、
母父スペシャルウィークの上体の可動尺長と
いう特徴を引き継いだ故だろう。

以上、馬体のタイプとして、今回で言えば、
大本命サートゥルナーリアと同じ。いわゆる
馬体チャンピオン系の部類。

ただ、本馬はサートゥルナーリア比で、より
「前振りの尺短め、トモ容量が小ぶり、四肢
の軸位置も低め」など、少し上体過多のバラ
ンスだ。

仮に、サートゥルナーリアと同じ筋肉量がつ
いた場合、振り子幅の低下や心肺負荷の増加
など、SP面の低下、長時間走行でのリスク
が上がる。

とにかく、SPを求められるスローや上がり
が速い高速決着では、ライバル比で厳しい。

かと言って、ハイペース過ぎると、心肺機能
が高くとも、容量過多故負荷も大きいなど。
燃費性能の面でリスクも同時に上がる。

リスクを抑え、強みのみ最大限活かすには、
消耗戦でも時計がかかる馬場など、もう一つ
激走には後押しがほしいかな。



▽<馬体データ>の見方

-【タイプ】-----------------------------
適 性|大きく「加速A~万能(中立)N~持続C」型の3タイプ、細かく「T(根幹)、N(中立)、L(非根幹)」3タイプで分類。プラス「ベスト距離、距離レンジ」
脚 質|馬体から適した乗り方
一 言|馬体を一言で言えば…

-【特 徴】-----------------------------
[全体]全体的なシルエット、上下の軸位置(上下バランス)
[上体]前駆、中駆、後駆(上半身)の特徴
[末端]振り子となる前末端、下末端(土台下半身)の特徴

-【今 走】-----------------------------
出走レースへの評価解説








▼馬体レーティング
――――――――――――――――――――
113|サートゥルナーリア、アドマイヤジャスタ
112|ヴェロックス、タガノディアマンテ、レッドジェニアル
111|ダノンキングリー、エメラルファイト、クラージュゲリエ、シュヴァルツリーゼ、メイショウテンゲン、ランフォザローゼス、リオンリオン
110|ヴィント、サトノルークス、ナイママ、ニシノデイジー、ロジャーバローズ
109|マイネルサーパス
――――――――――――――――――――



▼馬体タイプ別分類
――――――――――――――――――――
心肺高、省エネ
サートゥルナーリア
タガノディアマンテ
エメラルファイト


持続系~SP一息
シュヴァルツリーゼ
メイショウテンゲン
ヴィント
リオンリオン


万能バランス型
ダノンキングリー
ロジャーバローズ


中立型
ランフォザローゼス
サトノルークス
ニシノデイジー
マイネルサーパス


持続系~淡泊単調
アドマイヤジャスタ
ヴェロックス
レッドジェニアル
クラージュゲリエ
ナイママ
――――――――――――――――――――


※この記事は2019年05月26日 10:00まで102円で販売していました。

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