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馬体優先主義【1コイン版】

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発行者:武虎
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ジャンル:競馬


公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/11/17 03:14

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No.454 2015年11月01日 07:35   カテゴリー: G1

▼コース適性

【適性】C/T型-I(持続/根幹-中距離)
【ランク】G1 【コース】東京 【距離】芝2000m



▼馬体レーティング~人気順に表示
――――――――――――――――――――――
***|エイシンヒカリ
110|ラブリーデイ
***|ディサイファ
***|アンビシャス
***|イスラボニータ
***|ショウナンパンドラ
***|サトノクラウン
***|スピルバーグ
***|ラストインパクト
111|ワンアンドオンリー
---|ステファノス
---|ダービーフィズ
***|カレンミロティック
***|ヴァンセンヌ
---|ペルーサ
---|アドマイヤデウス
---|クラレント
---|ダコール
――――――――――――――――――――――
※ *** … プレミア記事公開
※ --- … 今回馬体写真なし



▼最終結論

根幹2000mの古馬王道G1の初戦である天皇賞秋。


~【持続C型】を狙え!~

まず、東京という【持続C型】コースの本場で行わ
れることもあり、原則【加速A型】ベースの馬体は
軽視、見送りが基本だ。


確かに、昨今競馬全体のスピード化や、高速馬場
におけるスロー極限の上がり勝負といった決着が
G1でも増えている。実際、この秋天も例外になく
【加速A型】馬の台頭もチラホラ。

その代表的な馬と言えば、やはりエイシンフラッ
シュ
だ。ただし、同馬は、デビュー当時から馬体
名馬クラスと絶賛していた馬で、【加速A型】ベー
スの理想型。そのため、本馬を例に、スローなら
【加速A型】馬も勝ち負け可能とは言えない。

過去、【持続C型】の馬体逸材ブエナビスタを前に
3着だったアーネストリーなど、馬体からすれば、
本当によく走っている。



~長め距離適性orスピード重視か~

もう彼此昔となるが、根幹G1故に、馬体定石から
「ハイと決め打ちし長め距離適性の馬を狙う」と
、生涯最初で最後のスペシャルウィーク本命◎、
対抗○ステイゴールドで馬券的中したこの秋天。

未だこの年ほど、馬体&馬券的にも理想的な決着
は他になく、予想の基本としている。

が、これは言い換えれば、その年以降、馬体定石
として高評価できる馬(2000以上の長距離がベスト
の馬体の馬)の成績が、今ひとつでもある証拠だ。


一方で、この秋天では、古くオグリキャップに代
表されるように、安定して馬体マイラーの好走が
目立つ。

こうした馬体マイラーの好走実績からも、秋天で
は、単純な馬体定石の「長め距離適性」の優位性
だけでは、激走は厳しい面がある。昨年、一撃★
指名したラブイズブーシェ(16人気4着)などが激走
の限界ギリギリではないか。

その点から、今回ワンアンドオンリーアドマイ
ヤデウス
たりは、良くて昨年のラブイズブーシ
ェの好走あたりが限界ではないか。



以上、今年は例年以上に、長め距離適性の馬が手
薄な感で、馬体ステイヤー好きとしては、先週の
菊花賞に続き、少しさみしいレースとなる…かと
思いきや、
---------------------------------------------
馬体適性&素材から、
絶対に高評価すべき馬が“四頭”いる。
---------------------------------------------
と、なかなか馬体的に楽しみな一戦だ。



以下、馬体短評 一部公開

110|ラブリーデイ(↓)
首差し、肩口、胸前のバランス、前後筋肉量など
骨筋に張りがある造り。例えて、弓糸がピンと引
っ張ったような筋肉とでも言えばいいか。

前首振りの力強さが想像でき、手脚力強さからも
典型的なスローの【加速SP】戦に強い馬体で、故
に、春、小回り加速戦の≪宝塚記念≫で本命◎を
打ったのが本馬。ここ最近の仕上がりは素晴らし
く、春から指摘しているとおり、今年がまさに馬
体充実期にある。

東京はベストでないが、同じ【持続C型】コースの
前走京都で得意の上がり勝負とは言え、完勝して
おり、馬体だけでなく能力も充実期だろう。当然
ここでもスローの競馬では怖い馬体だが、それを
想定して狙うと、ここがベストの馬体の馬たちを
軽視しなければならない。つまり、馬体を見てい
る意味がない。

過去の馬では、タイプ的にエイシンフラッシュに
近いが、より癖が強めでリスクも高い。そもそも
先述したように、本馬やエイシンフラッシュに、
秋天で本命◎を打った時点で、過去、サクラチト
セオー、エアグルーヴ、オフサイドトラップ、ス
テイゴールド、スペシャルウィーク、エアジハー
ド、トゥナンテ、ナリタトップロード、テンザン
セイザ、ダンスインザムード、アドマイヤグルー
ヴ、アグネスアーク、ウォッカ、ブエナビスタ、
ペルーサ、ルーラーシップ、ジャスタウェイ、ジ
ェンティルドンナなど、これら数多の【持続C型】
の馬体を高評価できなくなる。そんな馬体の見方
では、予想&馬券共々、壊滅状態となるだろう。


つづき、全馬の馬体短評&予想印はプレミア記事にて完全公開

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