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馬体優先主義【1コイン版】

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発行者:武虎
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ジャンル:競馬


公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/11/17 03:14

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No.880 2020年06月07日 07:10   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 06/07(日)
    東京11R
    安田記念(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 7 11 グランアレグリア 1:31.6
    2 4 5 アーモンドアイ 21/2
    3 4 6 インディチャンプ 1/2
    払戻金
    単勝 11 1,200円 3番人気
    複勝 11
    5
    6
    180円
    110円
    130円
    3番人気
    1番人気
    2番人気
    枠連 4-7 590円 3番人気
    馬連 5-11 650円 2番人気
    ワイド 5-11
    6-11
    5-6
    260円
    590円
    170円
    2番人気
    6番人気
    1番人気
    馬単 11-5 2,840円 9番人気
    3連複 5-6-11 840円 2番人気
    3連単 11-5-6 11,240円 34番人気
    WIN5 23,335,180円 3番人気
◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
------------------------------------
馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
------------------------------------

◇2020年予想的中レース一覧 <現在32戦15的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
マイラC|◎ヴァンドギャルド2人気3着
NHKC|★ギルデッドミラー6人気3着
オークス|★ウインマイティー13人気3着
------------------------------------


■「安田記念」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <10戦3的中>
------------------------------------
2019|不的中
2018|不的中
2017|不的中
2016|◎モーリス1人気2着
2015|◎ヴァンセンヌ3人気2着
2014|不的中
2013|不的中
2012|★グランプリボス13人気2着
2011|不的中
2010|不的中
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】1600m 芝・左
【適 性】C/T型-M(持続/根幹-マイル)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
112|アーモンドアイ、6頭
111|インディチャンプ、グランアレグリア、他3頭
110|1頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
○1頭
★3頭
――――――――――――――――――



▼馬体雑談
――――――――――――――――――
先週のダービー同様、ここ最近余りいい
印象がないこの安田記念。

昔は、それこそ勝ち馬&好走馬ともに、
マイラーのみならず中距離仕様の要素も
ある馬体の台頭が多く、かつ、勝ち馬に
限れば、その大半が【持続C型】ベース
と、素材含めて「納得できる馬体」しか
勝ち切っていなかった記憶にある。

いわゆる「単調なSP値だけでなく総合
的なトータルの強さ」でも評価できる…
そんな馬体でないと勝てなかった…この
安田記念もそんなG1だったわけだ。

しかしながら、ここ最近その傾向が一変
している感だ。

実際、過去勝ち馬を振り返ってみたが、
特にここ10年近くの勝ち馬の馬体に、
その傾向が強い。

具体的に、以前の勝ち馬は

・素材の規格スケールがある
・全体的なバランスも良い
・SPの裏付けもある
・持続や心肺性能の面で特筆している
・マイル以上、中長距離への融通性もある

こうした馬体傾向にあった。

それは、レース云々以前、セールなどで
見かけても目立つような好馬体然とした
馬ばかりで、馬体からは「勝つべくして
勝った」といった感だったが。

それが、最近の勝ち馬には

・素材の規格スケール凡庸
・全体的なバランスに癖がある
・SPの裏付けはある
・加速性能は優れているが、持続や心肺性能の面でモロさがある
・マイル以下、スプリント向き

より「SP優先」の傾向が顕著。かつ、
いくらでも代わりがいる…そんなレベル
の馬体凡庸な馬がチラホラ。

ちなみに、こうした馬体傾向の変化は、
この安田記念だけの話ではない。

先のダービーやその他のG1重賞でも、
ここ最近同様のことを感じることが多く
なっている。

ズバリ、今の日本の競馬では、「強さは
不要」で「SPがあれば何とかなる」…
それが馬体から感じられる。

以上、その原因は、

・生産現場や血統レベルのSPシフト
・競馬番組のSPシフト
・騎手のフリーランス化、それによる騎手の経済&心理的な影響(保守的思考化)
・騎手の保守的思考化によるレースのスローペース傾向
・フラットで均一良好な馬場整備の発展
・それによる高速馬場(SP優位)化
・それによる走り易い馬場(摩擦が少ない)化

こうした様々なものが絡んでいるのだろ
うと思う。

欧米など競馬の本場、それに追いつこう
と目指し、今や日本独自の誇るべき競馬
の様々な環境、設備、技術、エンターテ
イメント性などの発展をとげている。

が、皮肉にもそれらの発展の方向性が、
結果、欧米とは「異なる能力を競う」と
言う環境になりつつあるのではないか。

つまり、日本は「強い馬」でなく「速い
馬」作りやそれに有利なレース、競馬場
などの環境になってしまっている。

…と、そんなことを、ここ数年前から、
馬体だけを見ていて思ったりしている。


さて、いつも通り無駄話が長いな。

とにかく、この安田記念に限らず、ここ
数年、レースで求められるのは「強さ」
ではなく「速さ」であり、ペースも「ス
ロー想定」で決め打ちすれば、本線◎★
の好走確率も上がるだろう。

ただ、そう頭ではわかってはいるものの
、未だになかなかそれができない。

なぜって、G1とは「代えがいないよう
な、セールでも目立つレベルの好馬体の
馬に勝ってほしい」し、「速いだけでは
なく海外でも通用しそうな強さも兼ねた
馬体に勝ってほしい」からだ。

そして、そういう好馬体や強い馬たちを
過去見てきてしまっただけに、今の時代
「そんな性能まで要らないよ」と言われ
ても、「はいそうですか」とはなかなか
いかないものだ。

ということで、今回もいつも通りに万に
一つの「ハイ想定で、強さの裏付けもあ
る馬体>を高評価となってしまう。



▼馬体診断 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
3歳のダービーとは異なり、毎度馴染み
の馬体ばかりの古馬戦である安田記念。

馬体の詳しい特徴解説などは、過去もう
全馬しているはず。それはバックナンバ
ーをあたってくれ。各馬結論のみを一気
にいく。


今回<馬体写真あり>
――――――――――――――――――
アーモンドアイ
骨格ベースが【持続C型】仕様ではない
点を差し引いても、その駆動部の筋肉量
は素晴らしい馬で、それ故、どうしても
振り子起点周辺の厚みが目立つ馬体では
ある。

が、それにしても、今回は少々ポッチャ
リさんだな。

以上、距離適性は、マイル~中距離まで
の融通性がある骨格の可動や傾斜、尺長
にあり、無難にマイル戦なら「強さの裏
付けも十分」と言える。足回りも抜群に
軽い造りだしな。

しかし、前走ヴィクトリアマイルも全体
の上がり時計が速過ぎるな。まぁ、そう
いう今風の「速さ」比べの競馬でなら、
抜けた能力があるのだろう。

が、そんなレースばかりじゃ、あの馬体
も規格外だったウォッカより「強い」と
も言えず。そんなレースばかりをやって
の「最強馬」評価では、昨年の有馬記念
のような「強さ」比べで、【持続C型】
馬体のリスグラシューに一蹴されるのも
馬体から納得だ。

とにかく、間違いなく「抜群に速く」&
「十分強い」のを裏付ける馬体&過去の
レースぶりだ。

が、巷の断然人気相応の評価、つまり、
「破格に強い」とまで言えるほどの馬体
的裏付けまではなく、レースぶりも見せ
ていないのではないか。



インディチャンプ
とにかく足回りが小ぶり。「CB400
にモンキーのホイールを履かせてみた」
そんな感じの馬体だ。

以上、スローで摩擦が少ないレースなら
どんとこい!という馬体だ。

言い換えれば、今回、最初から終いまで
距離の1600mをフルに(全力で)走
らされると、その上体の質量と足回りの
アンバランスがネックとなり、燃費消費
が激しくなり、パフォーマンスを下げる
可能性が高い。

本馬が、直線SP負けでなく、スタミナ
キレで失速するようなレースの勝ち馬は
「強い」可能性が高い。



グランアレグリア
とにかくこの馬は前が硬い。馬体のシル
エットや皮膚質の見ると、薄くやわらか
みがあるライン(輪郭)や質感なのだが
、骨格を見るとそうではない。

以上、この馬もアーモンドアイ同様、足
回りが軽い。社外ホイールを履いている
と言えばいいかな。距離レンジも広めで
スプリント戦から1800あたりもいい
だろう。後、今回仕上がりが良いな。

ただ、燃費効率も上々とは言え、持続と
心肺の面で凡庸という骨格構造が目に付
く以上、やはり、本馬も「強さ」よりも
「速さ」勝負で評価を上げるべき馬体と
言えるな。


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