◇2021年予想的中レース一覧 <現在37戦14的中>
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シンザン|◎ピクシーナイト4人気1着
フェアリ|◎ベッラノーヴァ6人気3着★ファインルージュ3人気1着
日経新春|★ミスマンマミーア13人気2着
AJCC|◎ヴェルトライゼンデ3人気2着
きさらぎ|★ラーゴム3人気1着
共同通信|◎シャフリヤール2人気3着★ヴィクティファルス7人気2着★エフフォーリア4人気1着
フェブS|◎エアスピネル9人気2着
フィリR|◎ミニーアイル11人気3着
高松宮記|◎レシステンシア1人気2着
皐月賞 |◎タイトルホルダー8人気2着★ステラヴェローチェ6人気3着
天皇賞春|★ワールドプレミア3人気1着
ダービー|◎ステラヴェローチェ9人気3人気★シャフリヤール4人気1着
エプソム|◎ザダル3人気1着
函館スプ|◎ビアンフェ5人気1着
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■「ラジオNIKKEI賞」馬体診断予想
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▼過去好走馬(1~3着)の馬体傾向
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15年程度見渡したが、馬名から馬体が
思い浮かぶ馬が半数弱かな。
【加速A型】のローカル小回り非根幹戦
らしく【持続C型】系馬体は苦戦傾向で
ざっと近年なら、ブレイキングドーン、
フィエールマン、アーバンキット、アン
ビシャスあたりしかいない。
正直、馬体が思い浮かばない馬も多く、
正確な傾向とは言えないが、そもそも、
馬体が浮かばない馬=【加速A型】系の
馬体素材平凡な馬の可能性が高い。
まぁ、基本「馬体を憶えている馬」は、
・馬体がいい(好み) ⇒ 馬体タイプが持続C型
・何度も馬体を見る機会があった ⇒ 実績(能力)があった馬
・癖があった ⇒ 馬体の強みや弱みが明確で個性的
といった馬たちが大半。
言い換えると、「馬体を憶えていない(
わからない)馬」とは
・馬体が今一つ(好みじゃない) ⇒ 加速A型か中立N型
・馬体を見る機会がなかった ⇒ 馬体写真がなかった馬
・癖も薄い ⇒ 馬体の強みや弱みが薄い
といった馬たちだろう。
そう考えると、馬体を憶えていない半数
以上の馬も、このアンフェアな舞台適性
のおかげで何とか好走したとみることが
でき、やはり、額面上基本【加速A型】
馬体に有利。
以上から、本線評価(◎★)するには
・【加速A型】馬体なら
⇒単に素材の良さや強みがある馬でオッケー
・【持続C型】馬体なら
⇒他馬比で抜けて素材の良さや強みがあり、かつ人気薄か単式期待値が高い馬に限る
といったところかな。
▼予想実績
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2019|◎ブレイキングドーン3人気1着
2018|不的中
2017|不的中
2016|★アーバンキッド5人気3着
2015|不的中
2014|◎クラリティシチー1人気2着★ウインマーレライ5人気1着
2013|公開無し
2012|不的中
2011|不的中
2010|◎クォークスター2人気2着
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▼舞台適性
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【クラス】G3
【コース】福島
【距 離】コース 1800m 芝・右
【適 性】A/L型-MI(加速/非根幹-マイル中距離)
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▼馬体レーティング
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※省略
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▼予想印 ※プレミア記事完全公開
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◎1頭
★2頭
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▼馬体診断 ※プレミア記事完全公開
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先週の<宝塚記念>に続き、今回も過去
好走馬(1~3着)の馬体傾向を分析し
てみた。
その分、一部の馬体以外は短文簡潔な解
説とする。
今走<馬体写真あり>
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ヴェイルネビュラ
これは癖が強いな。前のき甲起点低めや
短背、一方で、首差し長め、後肢は脛骨
長めで直飛など。
ズバリ、「馬体の各起点のセッティング
が加速or持続色々チグハグで統一感に
欠ける」馬体と言えばいいか。
以上、いわゆる「初速と高速のSP乗り
が遅い」のが強みでもあり弱み。小回り
はどうかも非根幹はいいだろう。
大外か。まぁ緩いこの馬体構造には大き
なマイナスとも言えず、むしろプラスに
働く可能性もある。
世の馬体専門家と車専門家の見る眼には雲泥の差がある
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しかし、毎度の某診断では、この個性的
な馬体を前に、その上体中駆を「胴伸び
ある」というだけだが、それではもった
いない。
確かに、ぱっと見の全体”シルエット”
だけでみると「前後長手で胴伸びもあり
そう」に思うのは仕方ない。
が、そもそもが、この程度の胴伸びシル
エットの馬体など、それこそ世にごまん
といる。しかも、実際今回のライバル比
ですら、特別伸びがある造りでもない。
一方、その胴(背)周辺の骨格構造こそ
が本馬特有の個性だ。それは、現役馬で
たまに見かけるくらい。
具体的に、前後長めに見える胴(背)は
、その実は骨格は胸椎長め、き甲起点が
後ろで腰椎が短い短背、かつ、胸椎の前
エンド(頸椎接合部)は低く、肋骨は前
に傾斜があり縦幅が小ぶりなど。
以上、とにかく、今も昔も大手メディア
の馬体専門家?たぐいの輩は、どうした
ものか、「馬体を”シルエット”でしか
見極めない」。それが世の馬体の見方の
スタンダードだ。
が、それはまるで、車の専門家が新車の
解説紹介で「これはセダンだ!ミニバン
だ」としか言及、見抜けていないのと同
じだ。
残念ながら、こうした素人レベルの診断
が専門家診断としてまかり通っているの
が競馬馬体という世界の特殊性だ。それ
は、今も昔も変わらない。まぁメディア
世の中とはそういうもんだ。人に好かれ
求められるものがスタンダード。そこに
真実や確かな技術知識は重要ではない。
そういう意味で、当診断がマジョリティ
にうけることは絶対にない。だからこそ
こっそり独り言レベルで言いたい放題で
やれる面はある。
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プレイイットサム
初見。この馬も先のヴェイルネビュラと
同じで、その胴(背)周辺の骨格構造が
特徴的だな。
しか見ていないな。そこからが馬体診断
のスタートはじまりなのだが、診断する
前に終わっている。
本馬は、「背が長い胴長」でなく「背は
胸椎長め:腰椎短めの比重で短背」だ。
ただ、「背周辺の可動傾斜が広く長めで
上体容量がある」ため、結果、全体前後
の”シルエット”だけ見ると「背が長い
や胴長め」と見えてしまうだろうな。
ズバリ、いわゆる「上体は規格スケール
もある長躯短背な馬体構造」だ。
先のヴェイルネビュラと比較しておくと
胸椎の傾斜が傾いておらず肩関節高め、
おそらく肩甲骨もより長く、肋骨も楕円
大きめだろう。このくらいが起点バラン
スとして良く、これがいわゆる【T型】
チャンピオン系の造りだ。
以上、現時点の化骨&仕上がりが一息。
SP面も凡庸で、今後楽しみだが、強さ
勝負でこそ。持続振動の良さがありここ
では強引早めなアクセルワークが吉も、
先行向きではなく差しベター。
とにかく、この「胴長」に限らず何でも
そうだが、馬体のシルエットが「なぜ、
そう見えるのか?」を骨格構造から見抜
かないと、その馬特有の馬体の特徴や適
性性能までは見えてこない。
リッケンバッカー
これもそうだ。プレイイットサム同様に
「長躯短背な馬体構造だが、上体の規格
スケールが小ぶりちゃん」だ。だから、
前後のシルエットだけ見ると、寸詰まり
で短くコンパクトに見るだろ。
以上、足回り含め小回り向くだろう。起
点バランスも癖ブレがない形と、パンチ
に欠けるが、前走比で条件好転。ただ、
タフな流れになると厳しい。
ヴァイスメテオール
おっ、本馬こそが先のヴェイルネビュラ
と一番近い造りだ。
と、あくまでき甲や肩甲骨、胸椎腰椎の
構造バランスなど、”背とその周辺”に
限るが。
以上、ヴェイルネビュラより初速と高速
ギアのSP乗り良くしたセッティングの
バイクならぬ馬体。より今走適性高く、
現時点の仕上がりも良いと、ここはいい
んじゃないか。
後、「心肺機能が高い」とわざわざ言う
ほど「胸は深い」わけでもないぞ。この
程度で強みとするほどなら、それこそが
みんな「心肺機能が高い」と言わないと
いけなくなる。
本馬は、胸椎の傾斜がある(低い)ため
、そもそも肋骨も小さくなり易く、かつ
、その割に首肩肘の胸前の起点サイズも
小ぶり。まぁ胸と顔比較から、小顔君で
はあるが。