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馬体優先主義【1コイン版】

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発行者:武虎
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ジャンル:競馬


公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/11/17 03:14

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No.581 2016年10月22日 19:20   カテゴリー: 馬体の基本解説

※菊花賞は【別途記事】で日曜朝配信予定



■ 馬体の見極め方~適性編
━━━━━━━━━━━━━━━━━

著書『馬体のセオリー』購入の読者様
からのQ質問へのA回答を以下転載。


今回、これまで公開しなかった<馬体
適性の見極め方>
を初めて解説。


〓 目次 〓

質問1)肩の長さについて
質問2)き甲について
質問3)サスについて



質問1)肩の長さについて ※プレミア記事完全公開
―――――――――――――――――

▼質問

『馬体のセオリー』を読ませて頂きま
した。チェックシートはかなり貴重だ
と思います。


ただ、馬体の見るべき箇所は分かっても
それを予想に活用しようがありません。


その馬体の特徴が
どういう適性を示すものなのか、
加速SP寄りになるのか持続SPなのか、




たとえば、首差しの長さ=長い
バランス=三角なら
持続SP寄りだと思うのですが、
そういったことが知りたかったです。


今、自分が特に知りたいのは

-----------------------------------
Q1.肩の長さ=長い
-----------------------------------

とどういう特徴になるのか?
心肺機能とは関係があるのか?




▼回答

-----------------------------------
A1. ※※※※※※
-----------------------------------

馬体診断予想では「肩の長さ=肩尺」
などと表現しています。


具体的に、

肩尺=(き甲からの)肩甲骨にあたり
<前駆の可動域、心臓が収まる容量>

に影響します。


例えば、

「肩の長い馬」は、<※※※と※※※>へプラスの要素

となります。



ちなみに、

「肩尺」は「肩ライン」とは別

となります。


このあたり、著書『馬体のセオリー』
に記載の通りで、馬体において、


「肩を見る」ならば、見るべきは……


このあたりは、『著書』で、繰り返し
<馬体を見極める際の基本中の基本>
と述べているように、おわかり頂ける
と思います。


ついでに、「肩ライン(角度)」とは

肩ライン=「肩甲骨、上腕骨、胸や腰
の骨(人間でいう脊椎)」、この三つ
の長さや位置(尺やバランス)

これで決まります。




質問2)き甲について ※プレミア記事完全公開
―――――――――――――――――

▼質問

他には
-----------------------------------
Q2.胸前の位置(首付け根)=上下
、だと 横幅があると…

-----------------------------------




▼回答

質問の文面から、複数のパーツ要素が含
まれており、「どの箇所について知りた
いのか」が、少しわかりかねます。


が、おそらく

「き甲」に関連することを知りたい

そう判断してお答えします。


-----------------------------------
A2.※※※など、5つの適性に関係
-----------------------------------

まず、「き甲」については、馬体診断予
想などで、

「前軸」「上下軸」「重心低め」…など

こうした言葉で表現していることが多い
かと思います。


その場合、どれも「き甲の位置(軸高)
や特徴」を示しています。

※軸=前後軸、高=上下軸



では、具体的に、「き甲からどういった
適性を見極めているのか?」
解説してい
きます。


まず、き甲が全体シルエットにおいて…つづきプレミア記事



その昔<ブログで馬体写真に線を引
いたりして馬体適性などを解説した>
ことがあります。


が、どうやっても、自分の説明したい
意図と、読んだ方の解釈に大きな違い
があり、正しく伝えることができませ
んでした。


その方法で説明しては、余計に、<誤
った馬体の見方>の人たちを生んでし
まうと、やめた記憶があります。


仮に、「前高=長距離向き」と書くと
、相馬眼を身に着けていない人にとっ
ては、どうしても、その「言葉」のみ
にとらわれ、「前高=長距離馬」とい
うピンポイントな<誤った解釈定義>
を持ってしまいます。


特に、馬体というジャンルでは、こう
した単なる<言葉つなぎ>で馬体を判
断する方法
が、世に常識&慢性化して
います。


そのため、多くの人が何の疑いもなく
自然と、この<言葉つなぎ>で馬体を
判断する基準を持ってしまいます。


この<無意識に抱く誤認識>を打ち破
るのは、いくら説明しても難しいもの
です。馬体を学ぶ上で、スタート地点
、本質そのものが間違っているという
のは、その後の具体的な説明など、正
しく伝わるわけがありません。


言葉一つとっても、それを理解するに
は、その人の背景にある<知識>や<
世の環境>の後押しが不可欠
だと痛感
した部分です。



例えば、この「き甲軸が上(全体シル
エットで高い)」馬は、…つつきプレミア記事



以上、馬体について言及する競馬関係者
やファンのほとんどが、実は、「馬体が
全く見れていない」原因がここにありま
す。


馬体コメントや相馬論において、仮に

「胴伸び=長距離向き」

というニュアンスの「文言(ことば)」
を目にした場合

-----------------------------------
単に、文字面でおぼえる
-----------------------------------

そうして作り上げた<馬体の見方>では
そのノウハウの根本となる<馬体判断の
基準や定義>は、ただの<言葉>
です。


こうした<馬体のことば遊び>といった
方法が、本当に蔓延しています。



そうではなく、「胴伸び=長距離向き」
というニュアンスの「文言(ことば)」
を目にしたら

-----------------------------------
その<言葉の組み合わせをルール>とす
るのではダメだ!…つつきプレミア記事





質問3)サスについて ※プレミア記事完全公開
―――――――――――――――――

▼質問

-----------------------------------
Q3.よく武虎さんがおっしゃる『サス
尺軽め』の意味がよくわかりません。
この特徴が知りたいです。

-----------------------------------



▼回答

-----------------------------------
A3.※※と※※の意味。
-----------------------------------


今では、こうしてメルマガなど、読者の
方に、応援参考して頂いておりますが、


最初は、

・馬体写真だけ????馬鹿なの!
・パドック見ないの、ありえないな!
・写真だけでわかる…それ詐欺やな!
・馬体の調子でなく適性って…そんな
もんわかったらパドックいかんわ!
・レース、成績も見てないのか???
・距離の質(根幹、非根幹)までわかる…そんなわけがない
・脚質までわかる…意味不明

と、色々とご指摘がありました。懐かし
いものです。


現在は、ネットの普及もあり、馬体につ
いても、人々は多様な知識を受け入れら
れる環境にありますが、


昔は、テレビと雑誌のメディア一強時代
で、洗脳とまでは言わないですが、馬体
については、<一つの定義やノウハウ>
しか身に着けられない時代だった
、と言
えます。


良くも悪くも、絶対的な刷り込み、いわ
ゆる「※※※※氏の馬体理論」が蔓
延していた時代です。




以上


次号は、いよいよ馬体派にとって楽しみ
な<菊花賞>の馬体診断となります。


昨年の結果がどうだったのか、すぐに思
い浮かばないあたり、年齢もありますが
、あまり面白味がなかったのではないか
と思います。


が、今年はいつも通りの「馬体的に面白い
菊花賞」です。



▼菊花賞の馬体Rを一部先行公開
―――――――――――――――――
112|2頭
111|ミッキーロケット、他2頭
110|2頭
109|エアスピネル、他4頭
108|2頭
000|3頭
***|サトノエトワール
―――――――――――――――――
000…今走馬体写真なし未算出
***…馬体不明



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