スプリンターズS 馬体診断予想です。
※凱旋門賞を朝時間があれば、次号で配信予定
◇著者ツイッター
------------------------------------
------------------------------------
◇2022年予想的中レース一覧 <現在58戦31的中>
------------------------------------
京都金杯|★ザダル7人気1着
日経新春|◎ヨーホーレイク3人気1着
京成杯 |★ロジハービン5人気2着
AJCC|◎ボッケリーニ4人気3
東海S |★スワーヴアラミス7人気1着
京都記念|★タガノディアマンテ8人気2着
共同通信|★ダノンベルーガ3人気1着
中山記念|★アドマイヤハダル3人気3着
阪急杯 |★トゥラヴェスーラ9人気2着
弥生賞 |★ボーンディスウェイ9人気3着
スプリS|◎ビーアストニッシド5人気1着
阪神大賞|★アイアンバローズ5人気2着
日経賞 |◎ボッケリーニ4人気2着
大阪杯 |◎アリーヴォ7人気3着
皐月賞 |◎イクイノックス3人気2着★ジオグリフ5人気1着
フローラ|★シンシアウィッシュ9人気3着
マイラー|★ファルコニア4人気3着
Vマイル|★レシステンシア6人気3着
オークス|★スタニングローズ10人気2着
ダービー|◎イクイノックス2人気2着
安田記念|★サリオス8人気3着
エプソム|★ガロアクリーク8人気2着
マメイド|★ウインマイティー10人気1着
函館記念|◎ハヤヤッコ7人気1着
中京記念|◎ファルコニア1人気3着★ベレヌス6人気1着
レパード|★カフジオクタゴン7人気1着
小倉記念|★ヒンドゥタイムズ10人気2着
セントS|◎ファストフォース6人気2着
セント記|◎ガイアフォース3人気1着
オルカマ|★ジェラルディーナ5人気1着
------------------------------------
■「スプリンターズS」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼過去予想実績 ※…配信なし
------------------------------------
2021|★シヴァージ10人気3着
2020|◎アウィルアウェイ10人気3着
2019|不的中
2018|不的中
2017|不的中
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2013|★マヤノリュウジン15人気3着
2012|不的中
2011|◎パドトロワ9人気2着
2010|不的中
…
1996|◎エイシンワシントン3人気2着
------------------------------------
▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】中山
【距 離】1200m 芝・右 外
【適 性】A/T型-S(加速/根幹-スプリント)
------------------------------------
▼馬体グループ ※文末完全公開
各グループの表示は人気順に。
※グループ~今回馬体不明
------------------------------------
ラヴィングアンサー
------------------------------------
Aグループ~「スプリンター」ではない馬体
------------------------------------
メイケイエール、他5頭
------------------------------------
Bグループ~「スプリンター」らしい馬体
------------------------------------
ナムラクレア、他4頭
------------------------------------
Cグループ~「持続惰性」仕様の馬体
------------------------------------
ファストフォース、他2頭
------------------------------------
Dグループ~「なぜスプリント戦ばかり使うのか?」という馬体
------------------------------------
1頭
------------------------------------
▼馬体レーティング ※文末完全公開
――――――――――――――――――
112|ナムラクレア、ファストフォース、他1頭
111|メイケイエール、他9頭
110|メイショウミモザ※、マリアズハート※
――――――――――――――――――
※今走の馬体写真なく減点1
▼予想印 ※文末完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★ファストフォース、他1頭
☆ダイアトニック、他1頭
――――――――――――――――――
▼馬体診断 総評
――――――――――――――――――
今週も、馬体をグループ分けして解説。
※ただし、馬体が「似ている」や「適性
構造タイプが同じ(近い)」というのは
そうそうなく、それではグループ分けが
しづらいため、あくまで「ある共通点」
を見つけてのグループ分けだ。
ちなみに、日曜晩には凱旋門賞があるが
過去これまでも日本馬が出走する場合、
馬体診断を配信しており、今年もやろう
と思う。
ただ、実は本日土曜は息子の誕生日で、
記事を書く時間がとれないまま、すっか
り夜も更けてしまった。眠気からも乱文
で簡単な解説のみとなりそうだ。
では、各グループ別に解説。
※グループ~今回馬体不明
------------------------------------
ラヴィングアンサー
------------------------------------
Aグループ~「スプリンター」ではない馬体
------------------------------------
メイケイエール
シュネルマイスター
トゥラヴェスーラ
ダイアトニック
エイティーンガール
メイショウミモザ
------------------------------------
この6頭、馬体の造りはさまざまだが、
一言で
「生粋のスプリンター」ではない”全身の骨格構造”の馬体
という点で共通だ。
今回、G1なので初めての読者の方向け
にも少し説明しておくと、
※「全身の骨格構造」とは…主に「走る際の性能面に影響する<上体6つの起点>と首と四肢の<振り子3つの起点>」で構成されている
そして、これらの各起点のバランス比で
さまざまな適性や性能を判断している。
と、「具体的にどう判断するのか?」等
は未だオフレコで専用のマニュアルでも
作成しないと説明しきれないので割愛。
ただ、その見極め方や特徴からの適性や
性能のニュアンスを、よくバイクに例え
「フレーム」「ホイール」や「ギア数」
「ギア比」「トルク」「キャスター角」
などで伝えてはいる。
バイク好きな人なら、当診断の言わんと
することや見極め方がお分かりいただけ
ているはずだ。と、時間がないのに話が
逸れた。
とにかく、Aグループの馬は、いわゆる
「ホイール径」や「可動や駆動の起点」
が「生粋のスプリンターというには大き
いorハイセッティング」のため、今回
の1200スプリント戦で本線◎★評価
など重い印を打つには、
最低限、何らかの「SP面orコース適性」の強みアドバンテージが必須
と言える。
その点で、各馬の評価を簡単に言うと、
メイケイエール
とにかく可動が硬め。振り幅コンパクトで振りの速さ(省エネ)が目立つくらい。仕上がりはいい。
シュネルマイスター
メイケイエールよりも上体起点のバランスはいいが、リアクションタイムはこちらが少し遅く適距離もより長めで忙しい
トゥラヴェスーラ
フロントの起点&質量比重が高過ぎ。SP絶対値も凡庸。
ダイアトニック
リアホイール径や短いスイングアームなどSP伝達(加速性能)の良さはある。要は、全身構造がマイラー仕様、かつ少し重めとハマり要素が高め。
エイティーンガール
足回りは加速スプリント仕様だがSP絶対値が甘く、かつバランス型。上級戦の1200ではコース適性のみでSP負けな感。
メイショウミモザ
マイラー~中距離仕様。心肺性能が強みだがSP面が凡庸で、馬場悪化など余程の流れでもどうか。
以上と、このなかではダイアトニックが
最右翼かな。
Bグループ~「スプリンター」らしい馬体
------------------------------------
ナムラクレア
ナランフレグ
ヴェントヴォーチェ
ウインマーベル
マリアズハート
------------------------------------
この5頭が
「スプリンター」らしい”特徴がある”馬体
ちなみに、この「らしさの特徴」とは、
完全な「ローダウン仕様」だ
バイクで言うなら、ホイール小さな原付
スクーター系と言えばわかるかな。
とにかく、このBグループの馬は、今回
距離”尺”適性はベスト。後は本線◎★
評価を打つには、
「根幹/急坂/G1」がプラスとなる強みアドバンテージがあるか?
その視点で、各馬をざっと解説。
ナムラクレア
3歳馬だが完成度高く、今回仕上がりも良く、SP裏付けもある。バランス型でギア数も多いが、フロント低く振りも小さいため、スローからの急坂や追い比べは良くとも、ハイや長めからの急坂は持続低下が顕著な構造。
ナランフレグ
前後差水平でギア数少なく非根幹ベター。規格スケールからも強み薄い。
ヴェントヴォーチェ
ナランフレグを選ぶなら断然こちら。ただやはりギア数少なめで非根幹1000ベター
ウインマーベル
ナムラクレアよりも可動駆動がハイセッティングで、リアも長め。持続性能はこちらが上の造り。フロント可動が甘いが、昔でいうハクサンムーンに近いタイプかな。
マリアズハート
デビュー前の写真のみ。いわゆる「胴伸びある短距離馬らしい」造り。少し1400向きかもな。
以上から、人気のナムラクレアは堅実な
評価ができるが、G1向きの強みでそれ
以上はウインマーベル。これ最右翼。
Cグループ~「持続惰性」仕様の馬体
------------------------------------
テイエムスパーダ
ジャンダルム
ファストフォース
------------------------------------
この3頭は、見ての通り
振り子や可動域などがコンパクトではない上での「胴(腰椎)伸びがある」馬体
つまり、これが
「胴(腰椎)伸び」が”燃費ロス”でなく”持続が続く”強みとなる「持続惰性」の良さがある構造だ
と、このあたりは何度か詳しく解説した
ので詳しくは省略。
とにかく、いつも言うが、巷の馬体常套
文句や見極め基準によくある
「胴伸び=長距離向き」…大きな間違いだ
なぜなら、その”メリット”しか見てい
ないからだ。このままでは、この基準全く
使えない。
むしろ、その逆「胴伸び=短距離馬」と、
思っていたほうが、的を得ることが多いく
らいだ。
実際、私個人の経験則では、「胴伸び」が
ある馬を、全身構造できちんと馬体を見極
めると、結果「短距離向き」の馬体と診断
することのほうが多いと思う。
と、また話がズレている気がするが、この
Cグループの馬は、今回コース適性などの
明らかなリスクがある。
それでも、本線◎★評価を打つには、ここ
がハイペースなどでG1らしくSP以外の
持続性能が”かなり”求められる…これが
必須条件。
が、昨今の日本競馬の環境ではそんなレー
スとなることは限りなく少ない。
それでも、その万に一つの条件を、元から
決め打ちして予想するのが当診断。
とにかく、3頭の差異をみると
テイエムスパーダ
ジャンダルムよりも、仕上がり良さと万能
さがある点で堅実さがある。
ジャンダルム
テイエムスパーダよりも、持続惰性かつ、
中距離仕様の要素が強く、SP面での強み
は劣るが、万が一の流れ想定では、ハマり
要素は上。
ファストフォース
テイエムスパーダより高速ギア比が高く、
ジャンダルムほど中距離仕様にない。ただ
この馬は、肝心のSP絶対値(最高速)の
強みに欠くリア構造がネック。そのため、
どうしても、初速と上がりが速いSP決着
に脆そうな、バイクで言う「純正の鉄ホイ
ール仕様の旧車タイプ」と言った感。
以上から、テイエムが中間的位置付けで、
最もリスク低い。が、元々リスク高な馬体
グループであり、振れ切った強みや評価が
印を打つには必要と、ファストとジャンの
2頭かな。
Dグループ~「なぜスプリント戦ばかり使うのか?」という馬体
------------------------------------
タイセイビジョン
------------------------------------
これはもう、今回出走の他の馬たちとは
基本構造が違い過ぎるのでもう説明はし
ない。
この馬体をして、なぜスプリント戦ばかり使うのか?
この一言に尽きる。
以上、強みなど目に付くのは
・今回動けるのか?不安はあるが、G1らしい流れでは骨格的にリスクが低いダイアトニック
・G1らしい過ぎる流れはどうかも、総合的に無難に最右翼な馬体ウインマーベル
・規格スケールなどG1らしい強さ勝負向きだが、そもそもスプリント向きのSP最高速や距離適性に弱みもある2頭ファストとジャン
・規格スケールは普通も、仕上がりがいい今回、流れ次第でハマれば圧勝もというほど、他馬とは全く異質で最もマイノリティーな馬体タイセイビジョン
こんな感じ。
▼馬体レーティング
――――――――――――――――――
112|ナムラクレア、ウインマーベル、ファストフォース
111|メイケイエール、シュネルマイスター、トゥラヴェスーラ、ダイアトニック、エイティーンガール、ナランフレグ、ヴェントヴォーチェ、テイエムスパーダ、ジャンダルム、タイセイビジョン
110|メイショウミモザ※、マリアズハート※
――――――――――――――――――
※今走の馬体写真なく減点1
▼予想印
――――――――――――――――――
◎ウインマーベル
★タイセイビジョン、ファストフォース
☆ジャンダルム、ダイアトニック
――――――――――――――――――
▽推奨買い目/D ※推奨順
◎単複
★複単
☆複単
D(期待値Dダウン) ※4人気以内で確定
ヴェントヴォーチェ