大阪杯 馬体診断予想です。
◇著者X(旧ツイッター)
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◇本年予想的中 <18R10的中>
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中山金杯|★マイネルクリソーラ6人気3着
京都金杯|★コレペティトール8人気1着
京成杯 |★コスモブッドレア10人気3着
きさらぎ|◎ビザンチンドリーム1人気1着
京都記念|◎ベラジオオペラ1人気2着
共同通信|◎ジャスティンミラノ4人気1着
フェブS|◎ガイアフォース5人気2着
中山記念|★ジオグリフ4人気3着
弥生賞 |◎コスモキュランダ6人気1着★シリウスコルト9人気3着
金鯱賞 |◎ヨーホーレイク6人気3着
スプリS|★アレグロブリランテ9人気2着
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■「大阪杯」馬体診断予想
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▼予想実績 <過去7年5的中>
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2023|◎ジャックドール2人気1着★ダノンザキッド10人気3着
2022|◎アリーヴォ7人気3着
2021|不的中
2020|不的中
2019|◎アルアイン9人気1着
2018|★ペルシアンナイト6人気2着
2017|◎ステファノス7人気2着
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※…配信なし
▼舞台適性
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【クラス】G1
【コース】阪神
【距 離】2000m 内・右
【適 性】A/T型-I(加速/根幹-中距離)
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▼馬体レーティング
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※省略
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★2頭
☆キラーアビリティ
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▼馬体診断
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時間ないので、ざっと近い馬体をまとめながら解説。
タスティエーラ
プラダリア
ルージュエヴァイユ
当診断で言う持続惰性シフトの【CL型】ベース。原則、今走の小回り急坂向きに非ず。
タスティエーラ
全身の骨格尺が長いいわゆるロングフレーム。ながらの、前後の可動駆動や中駆肋骨など上体の骨格尺や容量が逆にコンパクト設計という、持続惰性&平坦ベターな要素が強め。
以上、今回個人的に最も好みの部類、かつその特徴癖も明確な馬体。
だからこそ、今走評価は上がらず。強気先行が吉。
プラダリア
タスティエーラより振り子や中駆長がコンパクトでより万能バランス型という感。
以上、持続性能やSP面など傑出した造りではない。
ただ、古馬となり筋肉量の増加が見てとれるが、今回それがリスクとなる部位に増加が見られず、これは抜群の仕上がりだ。今がまさに馬体充実期だろう。
そういや過去本命◎を打ったステファノスに馬体がだぶる馬だ。
ルージュエヴァイユ
プラダリアをより振り子比率アップ長めにしたより持続シフトの構造。
ステラヴェローチェ
おお、久々だな。ご存じ「馬体はダービー馬」と評価し、実際<ダービー>で本命◎を打ち、その乗り方(通過順)にがっかりしたのを憶えている。あくまで”馬体的には”無念とりこぼした3着だった。あれからもう3年か。
以上、今回先のタスティエーラと並ぶロングフレームで骨格スケールが大きく、かつタスティより各起点バランスが断然良い。いわゆる持続をベースとした万能中長距離砲の真打レベル。
そんな本馬だが、うーん筋肉量増加も見られ仕上がり甘いな。長め距離適性や強さ勝負を求められる流れになれば最右翼だが、さて。
ローシャムパーク
ソールオリエンス
ベラジオオペラ
ハーパー
キラーアビリティ
ハヤヤッコ
このあたり短背(中駆比が短め)で共通。比較しながら解説。
ローシャムパーク
馬名があまり聞き慣れないが2番人気。確かに、柔らかみがあり振り子長さなどいいものがある。短背ながら振り子末端比が長いのが本馬の特徴だな。
以上、持続よりの振り子足回りと加速省エネな上体構造などバランス上々で根幹2000もいいだろう。
ただ、G1で人気で本線◎★打ち切るほどの強みまでにはなく▲。
ソールオリエンス
先のローシャムパークをフロントのパーツ尺長く起点もアップした構造といったところ。かつ、ローシャムよりリアは起点重心がローダウン仕様に。
以上、ローシャムパークより長め距離適性・持続性能・SP面の裏付けなど明確な強みが見てとれる。G1で狙うなら馬体的にはこちらがいい。
ただ、仕上がり甘いというか、この手の造りはもっと仕上げたほうがいい傾向にあると思う。馬体的に勝ち切る優位性、マイノリティーさがあるが、人気もありそうで対抗○までかな。
ベラジオオペラ
今回仕上がりの良さでは本馬かプラダリアが素晴らしい。二頭の比較なら、構造的にスローなら本馬、それ以外はプラダリアに分がある。
以上、起点バランスが良く万能な造りで欠点や比重の偏りもない。が、各パーツが小ぶりコンパクト気味と、SP面含め強みに欠く。省エネ堅実な総合的な良さで▲以上以下にも。
キラーアビリティ
1年前の写真を確認。これもベラジオオペラ同様、上体の起点バランスはいい。いや、むしろ本馬のほうがその尺傾斜など長さと深みがある。心肺やエネルギー量の点では上だな。
以上、少し足回り重心低さなどリスクがあるが、強みがある点でベラジオオペラより根幹G1では断然いいだろう。人気薄ならこの馬体かな。
ハーパー
今回なら先のキラーアビリティと構造が近い。本馬がキラーより懐浅めな分、走行ギャップは本馬のほうが大きそうだ。
以上、昨年秋より体脂肪率の低下などより仕上がってきた。その点今回写真なく仕上がり不明のキラーアビリティよりいいが、G1向きの心肺など強みという点ではキラーに分があるかなと、二頭で評価差がない。なら、より人気薄のキラー上位評価となる。
ミッキーゴージャス
初見。先のハーパーと比較がいいかな。可動からの持続性が強みのハーパーに対し、おそらくメンバー屈指のトモ容量比と、本馬には明確なSP面の武器がある。
以上、距離適性からもSPだけ勝負のスロー凡戦想定では最右翼に近い高評価ができる。
ただ、当診断は根幹G1はハイ決め打ち。そこで評価が落ちる。
エピファニー
4歳時の馬体を発見。今回ならミッキーゴージャスに近いかな。ミッキーを前後よりロンスイ&前後容量比の差をなくしたバランス型に・各ジョイントを柔らかにと言った構造だ。
以上、スローならSP面からミッキーだが、強さ持続勝負ならミッキーより本馬に分がある。
ハヤヤッコ
本馬もベラジオやキラー同様、上体の起点バランスがいい。キラーより振り子長くより持続エネルギー量が高い反面、それを引き出せるのか?のリスクとそもそものリアクションタイムの遅さがある。それでいてSP面の裏付けひと息。
以上、とにかく根幹はベスト。
ただ、SP値や加速性能がひと息ながらの、この上下動に比重した構造では、やはり中央で良の高速馬場よりは、タフな上がりがかかる流れや馬場と言った洋芝が吉と言え、そこでなら2000でも間に合い重賞勝ちもうなずける。剛腕強引な競馬が必須。
カテドラル
短背ではないがベラジオオペラと比較し易くついでに。先のベラジオオペラをより前後比を長め、上体可動傾斜も深め長め、足回りローダウンなど、より持続シフト&SP面での強みがある。
以上、人気ベラジオオペラより距離やコース面でリスクはあるが、逆に強みがあり、人気ほどの差は全くない。
ジオグリフ
スタニングローズ
残った二頭はいわゆる皐月賞(本レース)向きの馬体。
ジオグリフ
馬体の特徴などは何度もしており省略。とにかく初見で見た瞬間「皐月賞馬だな」と思った馬体。その通り馬体名馬イクイノックスを破って皐月賞馬に。
以上、今走条件よろし。仕上がりはまぁスタニングほどのリスクはなくまだ動ける次第点。
ちなみに、皐月賞以降の成績不振、またノド鳴りがあると見聞きしたこともある。
確かに、馬体的な観点で言えば、その不振は
・骨格が早熟
・あくまで強みはフロントでリアの造りは凡庸(SP最高速が低い)
・フロントが容量大ながらのローダウン仕様(心肺面で燃費ロスが大きい)」
など要因を明確に理由付けはできる。
バイクで言えば、排気量自体はリッタークラスと大きいが、そもそも吸排気付近キャブの吸い込みがうまくず燃料効率が悪いエンジン、そんな状態にあるのかもしれない。
が、そもそも論で「不振なのか?」根本的にそこが間違っている可能性もある。成績の数値など単なる数字、外野が見る人間主観の不振と、馬自身の状態は別で、これがベスト絶好調かもしれない。単に成績はその時の結果、相手との関係に過ぎないなど。
スタニングローズ
ジオグリフ同様、この馬も牝馬だが、クラシックでよく表現するいわゆる「皐月賞向き」という馬体構造だ。
で、この手の馬体は、特に加齢などでの筋肉量増加におけるメリットよりデメリットが大きい。
具体的に「SP絶対値(最高速)・心肺機能(長時間走行性能)」この2点の低下だ。
よく古馬となり連勝していた馬が善戦止まりになったり、距離適性が短くなったような場合、先の筋肉量増加のリスクによる…と馬体からは言うことができる。
以上、で本馬は今回そのリスクがあるかな。
リカンカブール
馬体写真見つからず
以上、急ごうと思うと、逆に解説が乱雑混乱になって時間がかかった。診断していない馬いないかな。
とにかく、馬体ダービー馬のステラヴェローチェと、馬体も皐月賞馬のジオグリフの復活に期待も、2頭ともリスクも明白にある。
なら、おそらくここでしか本命◎を打つことはないだろう、今が旬真っ盛りのプラダリアに。
意外とソールオリエンスは人気がないが、まぁ距離忙しい感でリスクもあり今更本命◎に悩むのもめんどうで対抗○評価の無印。
他、キラーとカテドナルは馬体と人気のギャップが大きい。条件的にキラー上位で一応名前を挙げておくか。
▼予想印
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◎プラダリア
★ステラヴェローチェ、ジオグリフ
☆キラーアビリティ
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▽推奨買い目/D ※推奨順
◎単複
★単複
☆複単
D(期待値Dダウン) ※4人気以内で確定
ステラヴェローチェ