▼馬体優先主義【完全版】▼ 第705号
武虎です。
安田記念 馬体診断予想です。
◇著者X(旧ツイッター)
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◇本年予想的中 <28R14的中>
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中山金杯|★マイネルクリソーラ6人気3着
京都金杯|★コレペティトール8人気1着
京成杯 |★コスモブッドレア10人気3着
きさらぎ|◎ビザンチンドリーム1人気1着
京都記念|◎ベラジオオペラ1人気2着
共同通信|◎ジャスティンミラノ4人気1着
フェブS|◎ガイアフォース5人気2着
中山記念|★ジオグリフ4人気3着
弥生賞 |◎コスモキュランダ6人気1着★シリウスコルト9人気3着
金鯱賞 |◎ヨーホーレイク6人気3着
スプリS|★アレグロブリランテ9人気2着
桜花賞 |★ライトバック7人気3着
皐月賞 |★コスモキュランダ7人気2着
天皇賞春|◎テーオーロイヤル1人気1着
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■「安田記念」馬体診断予想
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▼予想実績 <過去14年4的中>
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2023|不的中
2022|★サリオス8人気3着
2021|不的中
2020|不的中
2019|不的中
2018|不的中
2017|不的中
2016|◎モーリス1人気2着
2015|◎ヴァンセンヌ3人気2着
2014|不的中
2013|不的中
2012|★グランプリボス13人気2着
2011|不的中
2010|不的中
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※…配信なし
▼舞台適性
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【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】1600m 芝・左
【適 性】C/T型-M(持続/根幹-マイル)
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▼馬体レーティング ※文末公開
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112|セリフォス、ナミュール、ガイアフォース、ステラヴェローチェ、他2頭
111|他
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★ステラヴェローチェ、他1頭
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▼馬体診断
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おはようございます、本日は苦手なマイル戦の安田記念。
苦手な理由は常々述べているように、「SP値や加速性能重視の馬体構造が走り易い」傾向が近年ますます顕著でトレンドながら、そうした「SPだけ勝負」のレースが好きになれず、またそれ向きの馬体も個人的に好みでない…ただその理由でトレンドを完全無視。トレンドフォローでなく逆張りばかり故、当たらないのは必然。
以上、今年も「SPだけ勝負」に向く馬体を高評価する順張りではなく、万に一つのSPだけでない持続や心肺性能までも求められる「強さ勝負」に向く馬体に高評価&印をと逆張りでいく。
ソウルラッシュ
少し前にいた「短足チャンプ」と名付けたインディチャンプを思い出す。
この馬もいかにも短足、特に飛節など膝下が短い。それでいて、上体前後の可動&駆動の長さや傾斜が長く大きい。さらに、前後フラット気味の駆動起点のセッティングもあり肋骨位置も低めで、そのため腹袋も大きく垂れた感じのシルエットになっている。とにかく、短足以外の特徴個性が強い。
以上、加速系の足回りに加え、上体などSP値・持続・心肺の原動力(エネルギー量)自体は高いパーツにある。
ただ、それらパーツが動いた際、つまり走る上での上半身と下半身の相互干渉により、燃費消費が高そうと言った心肺へのリスク、加速・持続が相殺されて結果それぞれ抜きんでた強みにはならない。…そんな性能評価となってしまう。
結論として、根幹マイル向きの総合的な良さはあるが上記から傑出した強みという点がなく、また急坂ベターな構造でもありそこそこの評価どまりで人気では押え▲限界。
セリフォス
いつも言っている「馬体を見れば厩舎がわかる」、それほどに「馬体の好みが一貫顕著の最たる中内田厩舎」の馬。故に、当診断で唯一「厩舎名の馬体タイプ付け」をしている。本馬も例に漏れず【中内田厩舎N型】だ。
以上、とにかく本馬は【中内田N型】のヘキサバランス、つまり関節起点の構造にありながら、起点ハイセッティング&小顔など上体の振り子軽量で、走りは上下動エネルギーが主。
やはり、根幹マイルで「強さ勝負」となり長め距離適性を求められるなどの流れとなれば、先のソウルラッシュなどより断然有利な構造。何度も見ている馬だが、まだ加齢の影響もなく、むしろ今回筋肉面からもこれ以上なく完成型と言える。
ちなみに、「馬体を見れば厩舎がわかる」わけがない…と思ったあなた。それはある意味正解だ。
馬体を”骨格”で見極めない限りそんなもん不可能だ。つまり、巷や大手メディアで主流の、馬体を”筋肉やシルエット”で見極めている限りは、わからないだろう。
なぜなら、馬体の”筋肉やシルエット”で見極めるというのは、バイクで言う”外装カウルの形状と単にパーツの性能だけ”見ているのと同じ。そんなのを見ても肝心のバイクの走行性能、エンジン特性などわかるわけないのと同じ。
あと、バイク屋でも原付から250やひいてはリッターまで、なんでもそろえているバイク屋もいるが、一貫してハーレーのチョッパー系カスタムが専門、そんなバイク屋もある。だから、全ての厩舎を馬体を見ればわかるわけではなく、中内田厩舎は特別、そんなこだわりのハーレー屋みたいな店と言ったらわかるかな。
ナミュール
小顔セリフォスを見たばかりでもあり、セリフォスとは一転し顔や首差し比が大でフロント振り子比過多、長躯短背、ローダウンが目につく。
以上、ヘキサバランスも秀逸、いわゆる「馬体チャンピオン系」のカテゴリ。根幹向きで強みパンチもきいており、やはり弱い相手の人気よりは強い相手向きと、前走<ヴィクトリアマイル>の負けはむしろいい。がまぁ、急坂ベターで一撃★とするには意外と人気落ちしていないかな。
ガイアフォース
この馬も「強さ勝負」向きという点で先のナミュールと同じだ。
そのフロントリアとも可動傾斜が深めで、父や父産駒に多いフロントアップのセッティング。ただ、足回り比はそれほど長くなく、長首に対し短背腰椎比などが短く首起点もリアよりの位置からで、少し首振りが独立しそうな走法かな。その分リアクションタイムの遅さや燃費消費も高めなリスクが垣間見える。
以上、その上下動からの持続エネルギーの高さは屈指のものがあるが、やはり、フラット平坦がどうか、現代の摩擦の少ない高速馬場でのSP勝負がどうか…など不安リスクも明白。この馬も打てるのは一撃★のみ。あと、剛腕騎手がベターというかマスト。
しかし、前走<フェブラリーS>は結構自信の本命◎だったが、馬体的に負けたのは痛いな。
パラレルヴィジョン
振り子比長めの上体がコンパクト設計。足回り軽量など。先のガイアフォースとは全く違い、よく言う今風の馬体だな。
以上、【万能NL型】で中距離仕様が強め先行ベター。仕上がりも良く長め距離適性でもあるが、強さ勝負向きの心肺面で淡泊さ、構造的な走りの単調さが垣間見え、非根幹などワンペース向きとハマり要素が強いながらそのパンチは屈指に非ず。
ヴォイッジバブル
馬体写真見つからず。外国馬?、一部写真からナミュールあたりに近いタイプか、それよりリア比が強めか。まぁ想像。
ステラヴェローチェ
おいおいここに参戦か。ご存じ「馬体はダービー馬」と、数年前のダービーの本命◎。
以上、加齢か仕上がりも甘い。距離も忙しい。が、まぁ根幹で「強さ勝負」なら、先のガイアフォースよりも燃費と距離適性の面でさらにロングドライブ向きと、やはりこの馬がナンバー1かな。
とにかく、例えて「原付モンキーやアドレス、PCX、モタードトラッカー相手に、ハーレー否ホンダのCB900Fレーサー仕様で、街乗りレースに挑む一戦」そんな感じかな。
ウインカーネリアン
背タレ気味、水平起点、フロント上腕が短め、低重心など。この馬も先のソウルラッシュ同様かなりの馬体癖馬。ただ、ソウルは【T型】よりで本馬は典型的な【L型】と、造りは色々異なるが。
以上、やはり追って味があるのではなくSPの持続惰性に頼り過ぎた構造で、やはり根幹1600よりも非根幹1400や1800がベスト。加齢の影響も感じる仕上がりで、行ってどこまで。
レッドモンレーヴ
これは、先のパラレルヴィジョンと同じ「今風の馬体」で、パラレルヴィジョンより可動傾斜きつめやリアアップなどSPマイル色が強い。
以上、ただいかにも脚だけ動かすのに適した骨格構造にあり、やはりSPだけの凡戦や1400ベスト。
ダノンスコーピオン
レッドモンレーヴより上体傾斜などヘキサバランスが良いが、一方で全身比で上体過多や振りのリアクションタイムが遅めなど、レッドモンレーヴより脚以外も使う走法が想像できる点で、良くも悪くも根幹向きかな。
以上、1600の距離”質”はいいが、距離”尺”からスロー必須という感。逆に言えば、昨今の「SPだけの凡戦勝負」向きなトレンド馬体ではあるが、まぁハイタフ想定では低評価。仕上がりもいいが、今後1200がいいんじゃないか。
ジオグリフ
今回ならうーん近いのはいないが、そうだなウインカーネリアンと比較がいいか。ウインの淡泊・持続惰性向きな構造から心肺・振動・加速性能をアップした構造に、そんな感じかな。
以上、相変わらずそのヘキサ起点パランスは素晴らしく、とまぁそもそも初見から骨格全体が変わっていない完全に馬体早熟な馬。
SP値でマイルは忙しく、東京向きという構造でもなく、昨今のSPだけ凡戦決着では厳しい。
ただ、いかにも根幹【T型】で中距離向きと、心肺面の強みが活きるハイタフな流れでなら有力視はできる。
フィアスプライド
この馬も今回ならウインカーネリアンやパラレルヴィジョンと同じ【L型】だな。パラレルヴィジョンより傾斜とバランス比が悪いというかチグハグ癖が強い。
以上、東京ベターだが、ワンペースで非根幹向き、SP面でもパンチ不足など、先行惰性でどこまでという感。
エルトンバローズ
<中山記念>の馬体写真を確認。これはいかにも持続~万能マイラーで規格スケールもある。
以上、現時点の馬体不明だが、まぁ今のところ本命◎はこの馬でいいんじゃないか。
ドーブネ
この馬も、先のステラヴェローチェと同じく今回マイノリティ。明らかに馬体は中長距離馬だな。
具体的に、振り子比が長め。起点も首根元エンドの胸椎・足エンド飛節・肩関節とも高く重心&フロントアップなバランス。かつ、リア大腿骨フロント上腕骨が短めで上体はコンパクトな省エネ設計など。
以上、打点の高さと振りの省エネさが強みだが、やはりマイルより中&長距離向きの要素が強く、そもそもSPも値の高さでなく軽量からのそれに頼る造り。
だからこそ、ハイタフ決め打ちでた高評価できるが、まぁステラおじさんのほうがスケールもパンチもきいておりその番手評価。穴☆かな。
エアロロノア
<京都金杯>時の馬体を確認。今回近いのはダノンスコーピオン。それより持続面など良さがある上級グレードという感。
以上、スローが吉。今風のスローなどSP凡戦想定でなら一撃★かなという評価。
コレペティトール
首差し短めや膝下もローダウン気味だが、なかなかのロングボディで傾斜も深くいわゆる【持続C型】マイラー。今走適性からいいんじゃないか。
以上、父ジャスタウェイが個性的で好みだった故、それと比較すると「柔らかみと長さ」など物足りなさはあるが、まぁタイプも少し違うので良しとするか。
カテドラル
今回馬体写真ないが、さすがにもうベテランで過去何度も診断済でわざわざ写真は見ない。本馬も【持続C型】マイラーで今走適性高い。
以上、初見か3歳<NHKマイル>で本線◎★指名した記憶にあり、それ以降も何度かG1で指名した気もする…というレベルの好素材だが、まぁ高齢で馬体写真なく仕上がり不明の今回、人気以上の高評価はするが印は若いもんに譲ろうか。
▽まとめ
外国馬2頭が参戦しているが、残念ながら2頭とも馬体写真なし。1頭はどのみち1番人気なので写真があっても印は余程の馬体でない限り打たないし、とにかく「外国馬は出ていない」ものとして予想。
日本馬では、少しでも強さや持続勝負なら馬体マイラーのエルトンバローズが無難に最右翼かな。今回人気とのギャップも大きい。
他ではコレペティトールもスローやSP凡戦でない持続戦への適性もあり、人気とのギャップも大きい。
また、マイラーでは走り切れないような激流や馬場になれば、ステラヴェローチェ、ドーブネ、ジオグリフが馬体アドバンテージ。
以上、過去10年も数値的に「SPだけの凡戦決着」だった模様だが、それでも万が一の「強さ勝負」と決め打ちして評価印を。無論自信はない。指名も削減3頭に。
▼馬体レーティング
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112|セリフォス、ナミュール、ガイアフォース、ステラヴェローチェ、#エルトンバローズ、コレペティトール
111|他
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※外国馬は対象外
▼予想印
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◎エルトンバローズ
★ステラヴェローチェ、コレペティトール
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▽推奨買い目/D ※推奨順
◎単複
★複単
D(期待値Dダウン) ※4人気以内で確定
ガイアフォース
□ 発行者情報
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【 発行者 】武虎