▼馬体優先主義【完全版】▼ 第720号
武虎です。
新潟記念 馬体診断予想です。
※小倉2歳Sは時間なく見送り。
◇著者X(旧ツイッター)
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◇本年予想的中 <45R22的中>
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中山金杯|★マイネルクリソーラ6人気3着
京都金杯|★コレペティトール8人気1着
京成杯 |★コスモブッドレア10人気3着
きさらぎ|◎ビザンチンドリーム1人気1着
京都記念|◎ベラジオオペラ1人気2着
共同通信|◎ジャスティンミラノ4人気1着
フェブS|◎ガイアフォース5人気2着
中山記念|★ジオグリフ4人気3着
弥生賞 |◎コスモキュランダ6人気1着★シリウスコルト9人気3着
金鯱賞 |◎ヨーホーレイク6人気3着
スプリS|★アレグロブリランテ9人気2着
桜花賞 |★ライトバック7人気3着
皐月賞 |★コスモキュランダ7人気2着
天皇賞春|◎テーオーロイヤル1人気1着
マメドS|◎エーデルブルーメ1人気2着
宝塚記念|★ソールオリエンス7人気2着
七夕賞 |◎ノッキングポイント8人気3着
アイビス|◎ウイングレイテスト2人気2着★テイエムスパーダ8人気3着
小倉記念|★リフレーミング1人気1着
関屋記念|◎トゥードジボン3人気1着★ディオ8人気2着
札幌記念|◎ステラヴェローチェ4人気3着
新潟2歳S|◎プロクレイア5人気3着★トータルクラリティ6人気1着
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■「新潟記念」馬体診断予想
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▼予想実績 <過去14年8的中>
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2023|不的中
2022|不的中
2021|不的中
2020|★サンレイポケット5人気3着
2019|不的中
2018|◎ショウナンバッハ13人気3着
2018|◎メートルダール6人気2着
2017|不的中
2016|★アデイインザライフ2人気1着
2015|★ファントムライト13人気3着
2014|◎マーティンボロ1人気1着
2013|不的中
2012|※
2011|※
2010|◎ナリタクリスタル5人気1着
2009|◎ホッコーパドゥシャ5人気1着
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※…配信なし
▼舞台適性
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【クラス】G3
【コース】新潟
【距 離】2000m 芝・左 外
【適 性】C/T型-I(持続/根幹-中距離)
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▼馬体レーティング
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※省略
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★1頭
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▼馬体診断
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▽今回<馬体写真がある馬>
アリスヴェリテ
初見。牝馬ながら上体容量が大きさが目を引く。血統をみると母父Cozzeneコジーンとありこれだな。
まず、可動尺比は大きめだが、振り子尺比は適度でパーツ単位の大きなアラ癖もない。ただ、起点ヘキサバランスが少し過多でフロントローなど、良くも悪くもリアクションの大きさとエネルギー量の高さを感じる構造。
以上、このあたりよく「大振り大味な馬体」と言ったりするが、それがコジーンらしさだな。
その意味でパンチはあるが操作性や燃費性能は凡庸。今回仕上がりも次第点レベルのため堅実さはどうか。マイル~中距離ベースの良さが明確なので、ハイタフ過ぎない流れなら堅実かな。
エーデルブルーメ
先のアリスヴェリテとは一転、こちらはいい意味で遊びが少なめな全体的に起点や軸がかっちりした燃費性能の良さがある省エネ構造。振り子など尺比は持続シフトだが、角度や起点バランスなどが適度で万能堅実さがある。
以上、そうだな、よく例に挙げる「厩舎単位で馬体傾向が顕著な中田厩舎かな?」と思ったが違っていた。祐一厩舎か。
とにかく、持続加速の万能さや軽量感などSP面の裏付けに、素材自体の良さもある。が、基本前走ベターかな。
キングズパレス
これは血統見ずとも「キングカメハメハ産駒らしい馬体」だ。
具体的に、「倒立フォークにリア起点がローダウン」という構造。つまり、加速ベースの万能シフトで今走適性ひと息。
以上、そもそも本馬はその“骨格”の構造故、前は上腕や三角筋、後ろは中臀や大腿筋などの“筋肉”が「立体的にもり上がり易い」という面がある。
よく指摘しているが、馬体をただ漠然と見ていると、この手の馬体を「筋肉質」「筋肉モリモリ」と見立ててしまうので要注意。
馬体は一にも二にも「筋肉やラインでなく、骨格で見極める」べき。それにより見極めに雲泥の差がうまれる。
セレシオン
初見。先のキングズパレスとは一転というか真逆。本馬は「フロントが可動傾斜深く、リアトップがローでなく後ろ横に広めな起点構造」だ。持続ベースの惰性性能に良さがある。
以上、その上体以外に、他振り子や足回りのバランスも良い。いかにもハーツクライらしい馬体、かつ父産駒らし過ぎず緩さも適度となかなかの好素材だな。
今走の持続フラット平坦コースはベストであり仕上がりも良い。距離質的に非根幹向きではあるが、ライバル比からもここはいいんじゃないか。
ライトバック
ひと目見て、振り子軽量と可動や心肺の省エネ性能の良さが目を引く。
以上、根幹などタフな消耗戦や心体共に未熟な若駒同士のレースでは、その省エネ性能やバランスのアラの少なさが、パフォーマンスの安定としてアドバンテージとなるだろう。
が、古馬相手のここはどうか。馬体の格・適性・武器など抜けた強みがない。まぁ3歳馬で斤量が違うのだろうが、無論、当診断は斤量ハンデなどもめんどうなので加味しない。
ちなみに、この馬も先のキングズパレス同様、骨格を見ず筋肉など漠然と見ると、「筋肉量など多そうに思い易い」かもしれない。
ただ、骨格を見ると「筋肉や腱が着く骨格の尺や範囲が小ぶり」なのが見てとれ、決して「筋肉量が多い」とは言えないことがわかる。
よく「馬体の見方は人それぞれ」などと言うが、それは「同じ基本や基準が前提」での話。写真掲載元の<馬体フォーカス>含め、巷のそれと当馬体診断では見ている基準が全く違う。それはそれでいいのだが、骨格を見ていない(見れていない)のに骨格や構造の言及をしているから、おいおい、とツッコミたくもなるのだ。
レッドラディエンス
今回なら構造的に先のセレシオンが近い。セレシオンをより長躯短背でバランス型にした造り。というか、この好バランスなら馬体チャンピオン系と言っていいかな。
以上、前回の写真が今年の<七夕賞>か。それより仕上がりも良い。ずばり、かなりいい馬というか、無難に今回馬体の格と適性で文句なしに最右翼。
先のセレシオンが持続でも前後動からの惰性性能に向く構造で少し単調さがあるのに対し、本馬は馬体チャンピオン系で上下動の良さもある持続振動向きの構造。父ディープインパクトか。馬体的に父最後の大物かもしれないな。
以上、今回現時点の<馬体写真がない馬>が数頭おり、後肢の造りが素晴らしいシンリョクカなどの写真掲載もあるが、先の<馬体写真がある馬>で本命◎と一撃★がドンピシャすんなり決まったので、時間もないことだし確認せず全て見送りで。
▼予想印
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◎レッドラディエンス
★セレシオン
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▽推奨買い目/D ※推奨順
◎単複
★単複
D(期待値Dダウン) ※4人気以内で確定
なし