ポカリ
< 2024年11月 > | ||||||
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東京競馬場の天皇賞・秋(芝2000m)の枠順には、意外なデータが隠れています。2003年のコース改修以降、最も勝利数が多いのは、意外にも「最内の1枠」ではなく「4枠」で、5勝を挙げています。4枠は、40頭の出走馬がいて勝率が12.5%、連対率が22.5%、複勝率は32.5%と、内枠の1枠(勝率10.8%、連対率21.6%、複勝率24.3%)を全ての面で上回っています 。
さらに、馬番で見ると「7番」が最も勝ち運が良い番号で、出走した21頭のうち4勝しています。特に、1番(〈2・2・0・17〉)と比較しても、勝率・連対率が断然良く、特別な「勝ち運」が宿る番号とされています。
一方、最も勝利に恵まれていないのは8枠で、これまで55頭が出走して2003年に勝ったシンボリクリスエス以外、連対を果たしていません。このため「死の枠」とも言われることが多いです。ただし、馬番「14」は異なる側面があり、過去に18頭出走して2勝を挙げているため、必ずしも不利とは言い切れません 。
今年の天皇賞・秋では、「4枠」「7番」を引いた馬にツキが巡ってくるか、また「死の枠」8枠に挑むレーベンスティールがジンクスを破るのかが注目ポイントとなるでしょう。
また出走予定の各馬の脚質を簡単にご紹介します。
1. リバティアイランド:後方からの差し脚が持ち味で、スローペースの中でも猛然と追い込むスタイル。休養明けでの復帰戦で、前方の馬を差し切る脚力が期待されています 。
2. レーベンスティール:先行してリズムを保つタイプで、ルメール騎手がリードします。前走の産経賞オールカマーで1着を取っており、安定感のある走りが特徴です 。
3. ドウデュース:先行・差しの両方に対応できる柔軟な脚質が強みです。過去には有馬記念を制しており、特に府中でのレース相性が抜群で、引退を賭けたラストランに期待が高まっています 。
4. ベラジオオペラ:先行から差しに持ち込むスタイルで、安定した成績を残している馬です。特に良馬場での走りが得意とされており、今回のコンディションが鍵です 。
5. ソールオリエンス:柔軟に先行・差し・追い込みと使い分けられる馬で、持続力ある脚質が持ち味。重馬場適性も見せていますが、良馬場での力がどうか注目です 。
6. ホウオウビスケッツ:逃げ・先行タイプのスピードを活かす馬で、早いペースで主導権を握るスタイルです。先頭を取ることで粘り切ることを狙っています 。
7. ジャスティンパレス:先行でじっくりと脚をためるタイプ。昨年も天皇賞で好走経験があり、展開が整えば力を発揮する可能性が高いです 。
これらの脚質を活かした展開が見所となり、特に先行と差し馬の動きが勝敗を分けるでしょう。