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公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/11/17 03:14

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2020年4月の記事一覧です。
No.874 2020年04月26日 07:00   カテゴリー: 馬体の基本解説 G2

  • 04/26(日)
    東京11R
    サンスポ賞フローラS(G2)
    15:45出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 2 3 ウインマリリン 1:58.7
    2 4 7 ホウオウピースフル クビ
    3 8 16 フアナ クビ
    払戻金
    単勝 3 1,140円 4番人気
    複勝 3
    7
    16
    310円
    200円
    370円
    4番人気
    3番人気
    5番人気
    枠連 2-4 2,600円 11番人気
    馬連 3-7 2,810円 9番人気
    ワイド 3-7
    3-16
    7-16
    980円
    2,200円
    1,380円
    9番人気
    22番人気
    13番人気
    馬単 3-7 6,290円 18番人気
    3連複 3-7-16 12,460円 36番人気
    3連単 3-7-16 71,090円 197番人気
    WIN5 15,618,470円 4番人気
◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
------------------------------------
馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
------------------------------------

◇2020年予想的中レース一覧 <現在26戦13的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
------------------------------------

◇2020馬体診断一例~皐月賞
------------------------------------
★ガロアクリーク8人気3着
初見。父キンシャサノキセキと言えば、
肩甲骨や大腿骨といった上体の可動骨格
の尺が長い一方、その傾斜がきつく首差
しも短いなど、前駆肩口中心に硬さがあ
るいかにも【加速A】仕様の造りだった
と記憶しているが。

ズバリ、本馬は、父同様の尺長さを引き
続きつつ、その傾斜や首差しにゆとり&
伸びがある。他、皮膚質や全体的なバラ
ンス含め、これは「間違いなく父産駒の
馬体上級素材」だ。というか、これまで
の産駒でも一番じゃないか。いい馬だ。

以上、飛節含め四肢の化骨自体は甘めも
軽さがあり、SP面での裏付けもある。
現時点として仕上がりよろし。

ただ、起点高さも上々で父以上に距離の
融通性があるとは言え、基本マイラーベ
ース。

故に、根幹2000のタフな流れでは、
「これまでよりもう少し後ろの位置取り
や前半のギアチェンジを遅らせる」のが
よろし。「前半いかに燃費をおさえられ
るか」が鍵だな。今回大外8枠でもあり
先行しないでほしいが。

しかし、ライバル&条件的にもマイラー
がハマり易い前走でこそ馬体を見たかっ
たな。
------------------------------------



■「フローラS」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <7戦1的中>
------------------------------------
2019|不的中
2018|不的中
2017|不的中
2016|不的中
2015|不的中
2014|◎マイネオーラム13人気3着
2013|不的中
2012|配信なし
2011|配信なし
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G2
【コース】東京
【距 離】2000m 芝・左
【適 性】C/T型-I(持続/根幹-中距離)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
113|1頭
112|1頭
111|ヴォリアーモ、他1頭
110|1頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎2頭
○1頭
★エレヴァテッツァ
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――

今回<馬体写真あり> ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
ヴォリアーモ
初見。結論から。【持続CN~CL型】
マイル~中距離仕様の差しベターだな。
今走適性は高い。スローへの対応も可。
ズバリ、「人気でも▲人気薄で▲か★」
といった評価。後はライバル次第だな。

以上の判断を、<馬体写真>を見てから
1秒後には下しているかな。

無論、本馬だけに限らず、どんな馬体で
あれ、ほんの数秒で判断する…というか
”頭に浮かんでいる(見えてしまう)”
と言えばいいか。

馬体だけで予想する最大のメリットとは
------------------------------------
以上、もう昔から言っているが、私自身
◎○▲など「1レースの予想時間は正味
60秒もかからない」と言える。

ズバリ、自分は「予想の”速さ”なら、
日本最速ではないか」と思っている笑。

と、冗談でもなく、この”時短予想”
可能にすることこそ、「”馬体だけ”で
予想する最大のメリット」と言える。

実際、この「見れば、結論一瞬」という
ほどの”時短予想”は、他の予想法では
実現できないんじゃないか。

予想開始~結論までがものの1分。なれ
ばこそ、その後、オッズ分析など競馬で
勝ち続けるに必須の作業にも多くの時間
がさけるだろうし。もちろん、競馬以外
の趣味、余暇、家族との時間などもとれ
るというものだ。

しかしながら、そんな最速の予想法を以
てしても、私自身の悩みの種がこうした
”馬体解説文”にある。

自分のなかでは、1頭の馬体を見て適性
性能を見抜き評価完了まで、一瞬数秒。

しかしながら、それを人様に”文字で伝
える”ことが難しい。

何とかわかり易く伝えようと、よく人や
動物、バイクなどを例えにしてもいるが
、正直うまく伝えられた感も薄い。また
、競馬に時間をかけたくない思いがあり
、解説も読み返し修正せずに一気に綴る
よう心がけているが、それでも1頭の馬
の解説を書き上げるのに、30分以上有
している場合もざらだ。

と、このようにまとまらなくなってきた
ので終わりに。やはり30分以上が経っ
ている。ほんと、自分の頭のなかを一瞬
で文字化してくれる、そんなソフトAI
などができないものか。
------------------------------------

最後に、本馬の馬体の話に戻すが、そう
だな、もう少し頸椎尺があればな。他、
長躯短背、後肢尺長めも起点低め。少し
やわらかみに欠けるが、手脚など振り子
軽い。

ズバリ、「良血らしさ父らしさ」がある
と同時に、「未完成で少し硬め」と少し
癖がある馬体だ。現状、化骨も甘く成長
伸び代はあるのでそのあたりに期待。



今回<馬体写真なし>
――――――――――――――――――
※デビュー前など馬体確認
エレヴァテッツァ
シャンドフルール
ルトロヴァイユ
リヴァージュ
ヒューマンコメディ
レッドサーシャ

※馬体不明
セイウンヴィーナス
ウィスパリンホープ
シャレード
テイエムフローラ
ショウナンハレルヤ
フアナ


以上、<馬体写真あり>の馬は例年より
も馬体レベルは高いな。

しかも、今年は<馬体写真なし>の馬も
いい素材がいる。あくまでデビュー前の
写真だろうが、特に以下二頭だ。


エレヴァテッツァ
あのデニムアンドルビーを思い出すな。
スローがいい。


プレミア記事完全公開
これは素晴らしいスカイグルーヴ本命
◎は味気ないし、期待を込めて本馬との
W指名といくか。


No.873 2020年04月26日 07:10   カテゴリー: G2

  • 04/26(日)
    京都11R
    読売マイラーズカップ(G2)
    15:35出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 1 1 インディチャンプ 1:32.4
    2 5 5 ベステンダンク
    3 6 7 ヴァンドギャルド 11/2
    払戻金
    単勝 1 160円 1番人気
    複勝 1
    5
    7
    110円
    370円
    120円
    1番人気
    6番人気
    2番人気
    枠連 1-5 2,640円 7番人気
    馬連 1-5 2,800円 9番人気
    ワイド 1-5
    1-7
    5-7
    680円
    170円
    1,180円
    7番人気
    1番人気
    11番人気
    馬単 1-5 2,750円 11番人気
    3連複 1-5-7 2,550円 7番人気
    3連単 1-5-7 13,350円 40番人気
    WIN5 15,618,470円 1番人気
◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
------------------------------------
馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
------------------------------------

◇2020年予想的中レース一覧 <現在26戦13的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
------------------------------------

◇2020馬体診断一例~皐月賞
------------------------------------
★ガロアクリーク8人気3着
初見。父キンシャサノキセキと言えば、
肩甲骨や大腿骨といった上体の可動骨格
の尺が長い一方、その傾斜がきつく首差
しも短いなど、前駆肩口中心に硬さがあ
るいかにも【加速A】仕様の造りだった
と記憶しているが。

ズバリ、本馬は、父同様の尺長さを引き
続きつつ、その傾斜や首差しにゆとり&
伸びがある。他、皮膚質や全体的なバラ
ンス含め、これは「間違いなく父産駒の
馬体上級素材」だ。というか、これまで
の産駒でも一番じゃないか。いい馬だ。

以上、飛節含め四肢の化骨自体は甘めも
軽さがあり、SP面での裏付けもある。
現時点として仕上がりよろし。

ただ、起点高さも上々で父以上に距離の
融通性があるとは言え、基本マイラーベ
ース。

故に、根幹2000のタフな流れでは、
「これまでよりもう少し後ろの位置取り
や前半のギアチェンジを遅らせる」のが
よろし。「前半いかに燃費をおさえられ
るか」が鍵だな。今回大外8枠でもあり
先行しないでほしいが。

しかし、ライバル&条件的にもマイラー
がハマり易い前走でこそ馬体を見たかっ
たな。
------------------------------------



■「マイラーズC」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <9戦5的中>
------------------------------------
2019|◎グァンチャーレ5人気2着
2018|◎エアスピネル1人気3着
2017|★ヤングマンパワー7人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|◎グランプリボス5人気1着
2012|不的中
2011|◎ダノンヨーヨー1人気1着
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G2
【コース】京都
【距 離】1600m 芝・右 外
【適 性】C/T型-M(持続/根幹-マイル)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
112|1頭
111|3頭
110|フィアーノロマーノ
109|1頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★タイムトリップ、他1頭
☆1頭
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――

今回<馬体写真あり> ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
フィアーノロマーノ
インディチャンプ以上に低重心モデル。
肢だけでなく起点も低いというやつだ。

そうだな、バイク車で言えば、「ギア数
を少なくして燃費効率は悪いが、反面、
初速やトルクが強いモデル」そんな馬体
だな。

以上、ワンペースの非根幹1400など
を先行がベストと前走比で条件暗転。



タイムトリップ
これまでも3歳時の<NHKマイル>や
<マイルCS>など、G1でも一撃★や
穴☆指名している本馬。言わずもがな、
【持続C型】マイラーだ。

以上、今走適性高い一戦。土台起点が低
いのが玉に瑕なので、マイルでは差しが
よろし。先行させるなら1400だな。


No.872 2020年04月19日 07:00   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 04/19(日)
    中山11R
    皐月賞(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 1 1 コントレイル 2:00.7
    2 4 7 サリオス 1/2
    3 8 16 ガロアクリーク 31/2
    払戻金
    単勝 1 270円 1番人気
    複勝 1
    7
    16
    140円
    170円
    690円
    1番人気
    3番人気
    9番人気
    枠連 1-4 640円 2番人気
    馬連 1-7 660円 2番人気
    ワイド 1-7
    1-16
    7-16
    330円
    2,250円
    2,610円
    2番人気
    20番人気
    24番人気
    馬単 1-7 1,120円 3番人気
    3連複 1-7-16 9,150円 25番人気
    3連単 1-7-16 26,310円 72番人気
    WIN5 1,394,600円 1番人気
◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
------------------------------------
馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
------------------------------------

◇2020年予想的中レース一覧 <現在25戦12的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
------------------------------------



■「皐月賞」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <10戦5的中>
------------------------------------
2019|不的中
2018|★サンリヴァル9人気2着
2017|不的中
2016|★ディーマジェスティ8人気1着
2015|不的中
2014|◎トゥザワールド1人気2着
2013|◎コディーノ3人気3着
2012|◎ゴールドシップ4人気1着
2011|不的中
2010|不的中
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】中山
【距 離】2000m 芝・右
【適 性】A/T型-I(加速/根幹-中距離)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
113|1頭
112|2頭
111|サリオス、他3頭
110|マイラプソディ、クリスタルブラック、他3頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★2頭
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――
>舞台は…
【加速AT型】中距離仕様向き。


>展開は…
ハイ想定。

※スローなら「実距離より短い距離適性
、加速SP性能」が高い馬体、ハイなら
「長い距離適性、持続心肺性能」が高い
馬体に有利となり易い。が、当診断では
展開は一切予想せず。基本「非根幹はス
ロー、根幹はハイ」と決め打ち。


>傾向は…
過去20年近くの好走馬の馬体傾向は、
タイプは【加速A型】~【万能N型】。
距離適性もマイル~中距離仕様の馬体の
台頭が多い。

ズバリ、G1とは言え、馬体の「格より
適性の高さ」が有利に働き易い感だ。後
の「ダービーとは全く好走馬の馬体傾向
が違う」と言える。

一方、そのダービー向きや強いG1馬に
多い【持続C型】馬も、好走馬に馬名が
チラホラあり、オルフェーヴルやディー
プインパクトなども勝ち切ってはいる。

とは言え、生粋の【持続C型】に限ると
、過去勝馬ではゴールドシップ、ネオユ
ニヴァース、その先はトウカイテイオー
まで遡らなければならない。やはり苦戦
傾向と言えるな。


相性は…
まぁまぁじゃないか。



以上を踏まえて…



▽今回<馬体写真あり>
――――――――――――――――――
クリスタルブラック
初見。振り子の尺長や軽さ上々なのは、
父キズナの血か。長方形気味ないわゆる
「寸胴首差し」など父同様だが。

いや、この首差し、後肢の癖、全体的な
バランスは、母父タイキシャトル産駒の
イメージにより近いかな。

以上、構造的にベースは【持続C型】で
はある。が、その首差し、後肢の癖から
もわかるように可動容量小ぶりで甘く、
いわゆる現状ハンパな【中立NN型】。

今回、仕上がり(人為的な仕上げ具合)
はまずまずも、化骨が甘く完成度(先天
的な成長度)は一息。上がり時計がかか
るほうがいいが、それでもSP面含め、
色々パンチに欠けるな。

種牡馬キズナvsエピファネイアの結果は明らか
------------------------------------
ちなみに、父キズナは、現役当時も同期
ライバルのエピファネイアほど馬体を高
評価できなかった。が、それは種牡馬と
しても同じだ。

実際、エピファネイア産駒は、昨年の<
デビュー前の2歳馬の馬体診断>でデキ
の良さが目立ち、つい先週の桜花賞でも
本命◎を打てるほどの馬体素材デュアリ
ングなんたらもいる。

一方で、キズナ産駒は、父同様の良さは
あるものの、可動や規格スケールの点も
父同様に小ぶりという印象。クラシック
云々言える馬体を見た記憶がなく、あく
まで素軽さと仕上がり早さが強みといっ
た種牡馬かなと思っている。
------------------------------------



サリオス
ズバリ、「父ハーツクライ産駒らしい」
骨格バランス(いわゆる【淡泊L型】)
ではある。

が、同時に「父産駒らしからぬ」男臭い
馬体と言えばいいか。ジャスタウェイや
ウインバリアシオンに代表されるような
「やわらかみや軽さ抜群」という造りで
はなく、むしろ「ひと昔前の中距離馬」
とでも言おうか。

顔のイカツイさも父産駒らしくないな。
この顔、母系にコジーンでも入っている
のか。

以上、父産駒で言うならスワーヴリチャ
ードが一番近いかな。まぁそれより屈強
で無骨、首差し短めなど【加速A型】仕
様だが。

とにかく、現時点の完成度は一枚抜けて
おりSP裏付けも高く、先行惰性勝負で
はパフォーマンスは安定しそうだ。

ただ、根幹G1らしい乱戦やタフな流れ
に有利となる加減速や持続心肺の面でリ
スクがある以上、人気では狙いづらい。



マイラプソディ
本馬のほうが、同父”サリオスよりは”
振り子軽量で可動傾斜もあるなど、父の
馬体上級素材らしい特徴がある。

故に、サリオスと同じく【L型】でも、
こちらは【持続CL型】だな。

とは言え、「父の馬体最高傑作」と評し
ているジャスタウェイのような「小回り
中山NG」と言えるほどの持続特化した
造りに非ず。

具体的に、その肩甲骨や大腿骨の尺小ぶ
り故、「可動遊び、振り子の軽さ、全体
のやわらかみ」が凡庸で、良くも悪くも
中途半端な万能さだな。

以上、前走の時点でその小洒落た馬名と
無敗の実績とは裏腹に、馬体を見て少々
がっかりした馬。

また、現時点の完成度も一息で、仮に、
ここがハイな持続勝負となったとしても
抜けた評価ができないな。


No.871 2020年04月12日 07:00   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 04/12(日)
    阪神11R
    桜花賞(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 5 9 デアリングタクト 1:36.1
    2 8 17 レシステンシア 11/2
    3 2 3 スマイルカナ 13/4
    払戻金
    単勝 9 420円 2番人気
    複勝 9
    17
    3
    190円
    170円
    730円
    2番人気
    1番人気
    9番人気
    枠連 5-8 1,040円 2番人気
    馬連 9-17 1,110円 1番人気
    ワイド 9-17
    3-9
    3-17
    490円
    2,880円
    2,480円
    1番人気
    31番人気
    28番人気
    馬単 9-17 1,930円 1番人気
    3連複 3-9-17 12,590円 45番人気
    3連単 9-17-3 47,760円 196番人気
    WIN5 2,539,970円 2番人気
◇2020年予想的中レース一覧 <現在24戦11的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
------------------------------------



■「桜花賞」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <10戦4的中>
------------------------------------
2019|不的中
2018|◎リリーノーブル3人気3着
2017|不的中
2016|◎ジュエラー3人気1着
2015|★クルミナル7人気2着
2014|◎ハープスター1人気1着
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】阪神
【距 離】1600m 芝・右 外
【適 性】N/T型-M(万能/根幹-マイル)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
113|2頭
112|ウーマンズハート、他1頭
111|マジックキャッスル、他4頭
110|2頭
109|1頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
○1頭
★ウーマンズハート
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――
>舞台は…
馬体【万能NT型】のマイル仕様向きの
一戦。


>展開は…
ハイ想定。中距離以上の距離適性、持続
心肺の後押しある馬体を評価したい。

※展開がスローなら実施距離より短い、
ハイなら長い距離適性を持つ馬体に有利
となり易い。が、当診断では展開は一切
予想せず。基本「非根幹はスロー、根幹
はハイ」と決め打ち。


>傾向は…
過去20年近くの好走馬を見渡してみた
が、勝ち馬に限れば、やはり「馬体マイ
ラー」の数が圧倒的に多い印象だ。適性
タイプも、【加速A型】や【万能N型】
馬体の台頭が多いかな。

一方で、いわゆる”強いG1馬(名馬ク
ラス)に多い馬体”である【持続C型】
はというと、個人的な「歴代馬体ナンバ
ー1牝馬」と評しているあのシーザリオ
でさえ負けている。が、まぁその時の勝
ち馬自体、【持続C型】好馬体マイラー
のラインクラフトであり、距離適性の差
もあったか。

とにかく、典型的な【持続C型】馬体は
ざっと見ても、リスグラシュー、シンハ
ライト、ジェンティルドンナ、ブエナビ
スタ、ウォッカ、ラインクラフト、シー
ザリオ、ダンスインザムード、シーイズ
トウショウ、アドマイヤグルーヴなど。
おそらく、その出走絶対数の割りには、
むしろ、非常に高確率で好走していると
言えるのではないか。


相性は…
本線◎★評価など、予想&馬券的な意味
での相性はいい印象にない。が、上記の
【持続C型】馬など、「今後走ってくる
素質馬」たちの見極め自体は、馬体から
ほぼ例外なく高評価してきたはずだ。



以上を踏まえて…

※今週もあまり時間がなく、@馬以外は
一気の端的コメントでいく。



▽今回<馬体写真あり> ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
ウーマンズハート
やはり、目を引くのはその後肢の造り。
管中足が長めで、飛節は曲飛。なおかつ
脛骨というか、いわゆる下腿骨が長め。

ちなみに、当診断では、本馬のような後
肢のことを、別の動物に例えて「鳥足」
とか「ガゼルさんタイプ」と呼んだりし
ている。

この後肢を、人間で言えば、飛節が曲飛
なので、「足首が柔らかくその反発力は
ある」だろう。が、そもそもが「足首」
云々より、いわゆる「膝下が長く足全体
も長い」というバランス構造にある。

つまり、本馬は曲飛(足首が柔らかい)
だから、それで単に「加速がいい」とか
「肢の回転が速い」とは決して言えず。
むしろ、その逆の特徴がある構造だ。

馬も人間も同じだが、肢の回転の速さで
最も重要なのは「飛節(足首)の角度」
に非ず。

そんな一部分より、肢の回転や振り動作
は、その振り子の「起点高さ・尺長比・
先端の質量」にこそ影響される。

人間でも、足首の柔らさより、まずは、
足の長さバランスそのものを見るべきだろ

とにかく、下半身の振り子起点の”高さ
、長さ、軽さ”が特徴的な造り。さらに
、上半身の長躯短背や前可動域、前振り
子である首差しのバランスや長さから、
ズバリ、本馬は、「振りの速さと振幅が
強み」の馬体と言えるな。

以上、後肢や中駆の特徴から、ズバリ、
「低速ギアの入りが遅め(初動の加速力
一息)」な半面、良くも悪くも「中速ギ
アの入りは速い(最高速SPへの到達が
速い)」構造にある。

それ故、典型的な【持続C型】馬だが、
積極的な乗り方は向かない。急坂もある
今回は、「ギアチェンジをできるだけ遅
らせ、後半一気にアクセルを吹かす」と
いう乗り方がよろし。また、その振りの
速さを最大限活かすには高速馬場が吉。

なぜ、人は馬体の事になると”初心者”丸出しなのか?
------------------------------------
ちなみに、今回の馬体解説でスポットを
あてた後肢の一部分である”飛節”。

以前から何度も言っているが、今も昔も
巷では、その”角度”だけに注目&言及
しているのがほとんどだ。

実際、以下の大手メディアでも、「飛節
が”曲飛”であると、馬体の性能として
後肢の回転が速く加速がいい」とまで言
ってしまう見極めがまかり通っている。

結論から言うと、この見極め方はNG。
先の人間に例えた馬体解説でもわかると
思うが、「足首は見るが、足全体は加味
していない」というのは、構造的な判断
として問題外だ。『葉を見て木を見ず』
というやつだ。

ただ、このNGな飛節の判断基準、この
大手メディアに限ったことではない。世
の馬体パドック派の多くで、同じような
判断基準が溢れている。

正直、私自身も馬体に興味を持ち始めた
最初のうちは、同じようなレベルの判断
見方だった。が、それではダメだと思い
知り、一から馬体と向き合い学び、今に
至っている。

とにかく、「曲飛=後肢の回転が速い」
という判断基準は全くダメなのだ。それ
はあまりに未熟過ぎる。

それがどのくらいダメなのか。

これは、例えばバイクの世界で言うなら
「リアスプロケットが大きいから、その
バイクは加速がいい」と、バイクの性能
まで言ってしまうレベルと同じ。

それは、まるで「初めてバイクを買い、
初めて社外スプロケットを取付した初心
者ライダーが、嬉し気にバイクうんちく
を語っている」…そんな様だ。

それは、決して間違いでもないが正しく
もない。残念ながら、その言葉を聞けば
、そのライダーが「購入したスプロケッ
トの性能など説明書を読んではいるが、
肝心の”バイクの構造”のこの字も理解
はしていない」というのが丸わかりだ。

とにかく、馬体を骨格やその構造のしく
みをきちんと学びさえすれば、「飛節」
一つとっても、こんなレベルの見極め方
など恥ずかしくてしないはずなのだが。

如何せん、世の”馬体”という世界では
、その診断に国家資格も必要なく、そも
そも正しい知識情報自体も乏しい。

故に、”馬体好き”の馬体の見極め方や
知識は、世の”車やバイク好き”のそれ
と比較して、もう圧倒的に未熟な現実が
ある。

バイクとサラブレッド、人が乗るという
点で同じ乗り物だが、大手のメディアの
馬体診断でさえ、バイク解説や知識とし
ては初心者ライダー程度にしかない。

それじゃ余りにくやしく情けない。だか
らこそ、自分も含め「もっと世の馬体派
もそれを見る側もより真剣に&厳しい目
でいなければ、この情けない現実は変え
られない」と今も昔も思い続けている。



マジックキャッスル
初見。下半身の振り子手脚は軽いのだが
、上体可動が少し縦尺長めの骨格比や、
首差しも厚めなど、少し上体過多だな。

以上、タイプとしてスローのほうがいい
だろう。差すのがよろし。

しかし、先の大手メディアの解説では、
この馬体を、「脚がやや短く短距離志向
が強い」とある。うーん、これも飛節と
同じで、パーツ(胴や脚)単独で、それ
ぞれを判断するからじゃないか。

当方では、構造的に「脚が短い」とまで
は言えず。この馬を短いとしたら、それ
こそ短足の馬ばかりになってしまうぞ。
まぁ、上体比重が大きめなので、漠然と
シルエットで見るとそう見えるのかもし
れないな。

それか、もしや<馬体の初歩的な勘違い
をしているのではないか。「馬の脚=
膝下の長さ」だと思っているんじゃない
か。これ、馬体パドック派でも結構勘違
いしている人多い部分だ。


No.870 2020年04月05日 07:10   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 04/05(日)
    阪神11R
    大阪杯(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 5 5 ラッキーライラック 1:58.4
    2 8 12 クロノジェネシス クビ
    3 6 8 ダノンキングリー クビ
    払戻金
    単勝 5 410円 2番人気
    複勝 5
    12
    8
    140円
    160円
    140円
    2番人気
    5番人気
    1番人気
    枠連 5-8 1,130円 6番人気
    馬連 5-12 1,110円 6番人気
    ワイド 5-12
    5-8
    8-12
    370円
    340円
    390円
    3番人気
    2番人気
    4番人気
    馬単 5-12 1,970円 7番人気
    3連複 5-8-12 1,350円 3番人気
    3連単 5-12-8 7,810円 23番人気
    WIN5 1,240,300円 2番人気

    該当記事での印・予想買い目・資金配分
    着順 枠番 馬番 馬名 オッズ 人気 斤量 馬齢 騎手 調教師 馬体重(kg)
    12着 1 1 ロードマイウェイ 25.3 6 57.0 牡4 武豊 栗東杉山晴紀 474.0
    5着 4 4 ワグネリアン 5.2 4 57.0 牡5 福永祐一 栗東友道康夫 466.0
    11着 7 9 マカヒキ 39.6 7 57.0 牡7 L.ヒューイットソン 栗東友道康夫 494.0
    6着 7 10 ジナンボー 54.8 9 57.0 牡5 藤岡佑介 美浦堀宣行 484.0
    4着 8 11 カデナ 68.2 11 57.0 牡6 鮫島克駿 栗東中竹和也 486.0
◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
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馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
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◇2020年予想的中レース一覧 <現在23戦11的中>
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京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
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■「大阪杯」馬体診断予想
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▼的中実績 <3戦3的中>
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2019|◎アルアイン9人気1着
2018|★ペルシアンナイト6人気2着
2017|◎ステファノス7人気2着
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▼舞台適性
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【クラス】G1
【コース】阪神
【距 離】2000m 内・右
【適 性】A/T型-I(加速/根幹-中距離)
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▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
112|カデナ、他2頭
111|ブラストワンピース、他6頭
110|ステイフーリッシュ
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▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
○1頭
★カデナ、他1頭
☆ロードマイウェイ
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細解説等あり
――――――――――――――――――
>舞台は…
馬体【加速AT型】の中距離仕様向きの
一戦。


>展開は…
ハイ想定。中距離以上の距離適性、持続
心肺の後押しある馬体を評価したい。

※展開がスローなら実施距離より短い、
ハイなら長い距離適性を持つ馬体に有利
となり易い。が、当診断では展開は一切
予想せず。基本「非根幹はスロー、根幹
はハイ」と決め打ち。


>傾向は…
原則、【加速A型】の馬体がG1で台頭
できるギリギリのラインが中距離。故に
、額面上適性高い【加速A型】馬も勝ち
切っているケースは意外と少ない。とい
うか、ここ十年、昨年のアルアイン以外
はドリームジャーニーくらいで、実際、
勝ち馬の大半はやはり【持続C型】馬が
占めているな。ただ、3着までの好走馬
には、適性高い【加速A型】や【万能N
型】の馬体が多い印象だ。


相性は…
G1昇格後、本命◎指名は、昨年のアル
アイン、一昨年ステファノスとしっかり
走っている。ただ、二頭とも自信あり、
特にステファノスは「馬体からG1を勝
つならここしかない!」と思ったほど。
今後も毎年自信がある馬体が出走してく
るとは思えず、レースとの相性がいいか
は微妙なところだ。



以上を踏まえて…



▽今回<馬体写真あり> ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
カデナ
見ての通り、その”馬体シルエット”は
典型的な「馬体マイラー」のそれだ。

そこから、”骨格構造”を見ていくと、
「四肢の起点位置、上体可動部(肩甲骨
大腿骨)比重、長躯短背、上下半身比」
などの特徴が目に留まるな。

それ故、”性能”面では、「初速に留ま
らない加速、SP絶対値、心肺持続」な
どの良さがわかる。

故に、馬体マイラーでも「チャンピオン
系(T型)」の部類であり、距離適性は
短~マイルでなくマイル~中距離仕様。

以上、今回出走の馬体マイラーのなかで
は、最もSP面と万能さなどバランスが
とれているのは本馬かな。スローが吉。

ただ、少し仕上がり甘さが垣間見える。
また、どちらかと言えば内枠向きの馬体
と言え、外枠はプラスに非ず。ハイ想定
では、やはりリスクが高い。

しかし、毎度この馬体を見るとダコール
、少し前ならグランプリボスなどを思い
出すな。二頭をよりコンパクトに「加速
モデル」にしたと言ったところだ。

せめて”馬体のタイプ”くらいはわかるようになろう
------------------------------------
ちなみに、馬体の”シルエット”という
のは、そうだな、車で言えば、「セダン
、ミニバン、SUV」など、あくまで
の”タイプ”のことと同じだ。

一方、馬体の”骨格構造”とは、「車種
毎の違い」までがわかる(表した)もの
と言える。

例えば、「本馬はダコールやグランプリ
ボスに似ている」と言ったが、これは、
車で言う「同じミニバンのなかでもノア
やボクシー、ステップワゴン、セレナ」
などの相違、似ているレベルの話。

以上、もしあなたが、本馬の馬体を見て
「マイラーだ」と見抜けないとしたら、
それは車を見ても、「ミニバンやセダン
、SUVの違いさえわからない」レベル
と同じだ。それは車の勉強が足りない…
云々レベルの話ではない。

モーリス、グラスワンダー、タイキシャ
トルに、古くはノースフライトなど…。
ざっと名マイラーの名を挙げてみたが、
その”馬体シルエット”はみな同じだ。
共通する部分がある。どれも一目見て、
「馬体マイラー(ベース)」だ。
------------------------------------



ステイフーリッシュ
こうしてG1出走馬と比較すると、色々
とツッコミどころがある馬体で、しかも
根幹となると素通りかな。

以上、いわゆる先行ベターな馬体だが、
それもあくまでハンドリングが強みで、
持続惰性など高速ギアや心肺の面は甘い
構造だ。

しかし、ほんと馬体からみてよく走って
いる馬だな。能力が確かなのだろうが、
これまでのローテ選択も馬体的にいい。
相馬眼が確かな厩舎なんじゃないか。



ブラストワンピース
本馬も「馬体マイラー」の部類。ただ、
骨格構造の特徴やバランスが、少し過多
な面がある。振り子と筋肉量過多気味。

それ故、「高速ギアや持続性能」の強み
がある一方、「エンジンのかかりの遅さ
、燃費効率の悪さ」という弱みもある。
車で言えば、外車といった印象だ。

以上、急坂はいいが、小回り中距離戦と
いうことで、ギアチェンジにミスがある
と厳しいかな。リスクが高く、もう少し
人気落ちで狙うのがいいかな。

そういえば、凱旋門賞大敗は納得だな。
ロンシャンへの馬場適性は高いと言える
が、一方で、本場の2400を乗り切れ
るとは言い難い燃費の悪さもある。



ロードマイウェイ
父ジャスタウェイと”馬体シルエット”
は違うが、”馬体構造”で近い部分が多
く、結果、同じ【持続C型】。

以上、基本小回り急坂向きではないが、
父ジャスタウェイほどの中速~高速ギア
の入りが遅い(生粋の持続C型)構造で
はない分、適性面の割り引きは少なめ。

また、SP面の裏付けは上々、今回仕上
がりも良く、ハイ想定での持続勝負なら
ライバル比からも一発の怖さがある。

が、最内枠か。決してプラスではなく、
乗り方が難しいな。カデナとこの馬が逆
だったら馬体的にはよかっただろう。


記事全文を読む

※この記事は2020年04月05日 15:50まで550円で販売していました。

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