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公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/11/17 03:14

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2020年5月の記事一覧です。
No.879 2020年05月31日 07:00   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 05/31(日)
    東京11R
    東京優駿(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 3 5 コントレイル 2:24.1
    2 6 12 サリオス
    3 3 6 ヴェルトライゼンデ 13/4
    払戻金
    単勝 5 140円 1番人気
    複勝 5
    12
    6
    110円
    140円
    520円
    1番人気
    2番人気
    8番人気
    枠連 3-6 240円 1番人気
    馬連 5-12 270円 1番人気
    ワイド 5-12
    5-6
    6-12
    170円
    790円
    1,830円
    1番人気
    8番人気
    22番人気
    馬単 5-12 350円 1番人気
    3連複 5-6-12 2,480円 5番人気
    3連単 5-12-6 5,140円 9番人気
    WIN5 437,280円 1番人気
◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
------------------------------------
馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
------------------------------------

◇2020年予想的中レース一覧 <現在31戦15的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
マイラC|◎ヴァンドギャルド2人気3着
NHKC|★ギルデッドミラー6人気3着
オークス|★ウインマイティー13人気3着
------------------------------------


■「日本ダービー」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <10戦1的中>
------------------------------------
2019|不的中
2018|不的中
2017|◎アドミラブル1人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
114|1頭
113|1頭
112|コントレイル、他2頭
111|ガロアクリーク、他3頭
110|マイラプソディ、他5頭
109|ウインカーネリアン、コルテジア、ヴェルトライゼンデ
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★1頭
☆1頭
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――
先週の優駿牝馬オークスと同舞台ながら
ことダービーは、正直ここ最近当たった
記憶がない。

実際、過去10年中6年で本命◎的中、
今年も一撃★指名のウインマイティーが
13人気3人気激走など相性抜群なオー
クスとは一転、唯一、本命◎指名はあの
「歴史的名馬体」と評したアドミラブル
がなんとか3着したのみ。相性最悪だ。

やはり、ダービーとは特別なレース故、
少々思い入れが強過ぎるかな。

ただ、久々少し『馬券の買い方(競馬の
勝ち負け)の話』をすると、

当馬体診断の本命馬◎の平均人気は、今
は大体5~7人気付近か。とした場合、
勝率は3~5%未満、複勝率20%前後
とみるのが妥当。

そう考えると、本命◎指名馬が過去10
連敗したなんてレースは、6割弱の確率
で起こる。まぁ、2つに1つのレースは
そんな感じと、珍しくもなんともないわ
けだ。

要するに、競馬に限らず、いくらで連敗
しようが連勝しようが、「自分の本命◎
指名の平均人気や好走率から、長期回収
率が100%を超えるようなオッズの時
だけ馬券を買って」いれば、トータルで
見ると、結果資金は増えている。仮に、
増えなくても、ある一定以上は減らない
資金管理ができる。

これ、古株の読者さんには懐かしいかも
しれないが、その昔は、よく話していた
”オッズリミット”ってやつだ。

常に、「馬券の買う買わない」は、
------------------------------------
×自信度
◎オッズリミット
------------------------------------
これを絶対な馬券を買う上でのルールと
する。

馬券を<予想の自信度>…こんな曖昧な
基準で勝負していては、特に場代(手数
料)がバカ高い競馬では、長期回収率の
100%超など望めない。<オッズリミ
ット>という明確な数値…期待値100
%となるオッズレートを基準にする必要
がある。

そうすれば、競馬では、どんなに予想が
下手でも、控除率を下回る長期回収率に
は絶対にならない。

ズバリ、馬券を買う前から、
------------------------------------
すでに長期間での「最大損失額を決めておく馬券の買い方」をする
------------------------------------
それがオッズリミットだ。投資トレード
などでよく言う<損切>ってやつだな。

と、話がそれてしまった。さてダービー
の馬体の話にいこう。




▼馬体グループ ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
今回、試しに馬体を<タイプ>別にざっ
とグループ分けを表記。よく出走同士で
馬体比較をすることが多いので、これが
あるとイメージし易いかな。

<持続C型>
レクセランス

5頭

<万能N型>
3頭

サリオス

ガロアクリーク
ウインカーネリアン

<中立N型>
4頭

<加速A型>
コルテジア
ヴェルトライゼンデ


ざっとこんな感じかな。

ちなみに、各<タイプ>毎に馬名を上位
評価順に並べてある。

ただ、同<タイプ>でも少し異なる馬体
はさらに改行で分けている。その場合、
改行を挟む上下の馬には評価順は関係し
ない。

例えば、レクセランスとサリオスの二頭
は、今回の出走馬でオンリーワンな馬体
タイプである。また、サリオスとその下
ガロアクリークの間には改行がありここ
でタイプが一区切り。ガロアとウインは
タイプが近く、二頭ではガロア上位の評
価だ。


後、<タイプ>は当診断の基本3つ

持続C型
万能N型
加速A型

このなかで、N型の万能と中立の違いは

万能N型…持続と加速要素の一方に強みがあるが、両者のバランスも良い
中立N型…持続と加速要素共に強みが中途ハンパ


では、各馬毎の馬体診断を。毎度長々と
話ているので、今回こそ極力短文の簡易
コメントでいく…気持ちだけはあるが。



今回<馬体写真あり> ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
ウインカーネリアン
現時点では、まだ骨格完成度や仕上がり
とも甘いが、見るたびに良化が伺える馬
で、今回も良化がある。かつ、骨格バラ
ンスからまだ伸びしろもあるかな。

以上、こうした良化具合や伸びしろは、
同父モーリスの3歳時の印象とかぶり、
その点、もしかしたら「化ける」と評し
たモーリス同様の馬体期待感はあるな。

ちなみに、万能マイル~中距離仕様であ
り、今走適性は一息。上記、素材の良さ
や伸びしろから、前走<皐月賞>4着は
驚かないが、さすがに、ダービー云々の
馬体タイプに非ず。



ヴェルトライゼンデ
馬体を見れば、今回コース適性の面など
真っ先に切れる馬の一頭だな。

以上、その昔「中山の鬼」と評した馬体
だった父ドリームジャーニーの産駒らし
いな。現役馬なら、皐月賞アルアインの
小ぶりコンパクトモデルといった感。と
このあたり以前話したかな。

とにかく、可動が小回り向き以外にも、
骨格の起点位置や尺長比など、構造面も
アンバランスさがあり癖もある。小顔で
小足が使える取り回しの良い構造という
強みだけで、どうやって東京の2400
で勝ち負けするというのか。

仮に、超スローでもSP絶対値の面から
厳しいと言わざるを得ないな。



ガロアクリーク
前走<皐月賞>が初見だったが、馬体を
見た瞬間、「これで父キンシャサノキセ
キとは!?」と非常に驚かされた。故に
、文句なし【馬体レーティング】2位。
印も一撃★に指名したのだが。

結果は3着か。まぁ、馬体を見れば「父
産駒の馬体最高傑作」と言えるレベルに
あるため驚きはないな。

改めて今回見て、うーん、やはりいい。
これはいい馬体だな。

確かに、【加速A型】ベースの個性的な
馬体だった父の面影が頭にある分、父に
はない長所が目に付くのだが。まぁ冷静
に見ても、その前可動の傾斜、首差しの
バランス、肩関節の位置など、持続心肺
の懐深さは素晴らしいな。

以上、ただ今回の【馬体レーティング】
の数値や順位からも、やはり、前走より
もパフォーマンスを下げる可能性が高い
馬体タイプ。

いわゆる【万能NT型】チャンピオン系
マイラーといった造りであり、持続心肺
と併せSP絶対値の裏付けも高く、ここ
がスローなら非常に怖い馬体だが、まぁ
いつも通り、当診断では”展開”までは
予想せず。

いかに昨今の競馬は、スロー、かつ馬場
など摩擦が少なく「SP」優位の馬体が
多く好走しているとしても、一貫して、
根幹はハイ想定。とことんタフな摩擦の
多い「強さガチンコ」勝負となることを
想定(期待)しての決め打ちだ。

まぁ、そんな競馬など、今はこのダービ
ーでもそうそう起こり得ないのは、ここ
数年の勝ち馬の馬体が物語っている。



コルテジア
いかん、一言で解説できていない。ここ
から気を取り直していく。

今回、仕上がりは良い。が、この馬も、
先のヴェルトライゼンデ同様に、上体の
可動構造を見れば一目瞭然。小ぶり前が
硬めだな。まぁヴェルトライゼンデより
振り子質量が軽く打点高めからも、振り
の速さはありそう…おっと、ハイのガチ
ンコ勝負想定では、真っ先に消せる馬体
を解説してもしかたないか。



コントレイル
確かに、その馬体、生粋の【持続C型】
構造で素材も良く「G1馬足りうる」と
言える。

ただし、「ダービー馬足りうる馬体か」
と言われると、「YES」とは言えず。
ざっと過去20年の勝ち馬の馬体と比較
しても、正直物足りないな。まぁ、ここ
三年のレイデオロ、ワグネリアン、ロジ
ャーバローズよりは良いといったレベル
だな。

以上、いかにも頸椎やわらかな首差し、
軽量で起点高さある四肢など、確かに、
その振り子は素晴らしい。上下の比重や
バランスもよく可動傾斜も良い。

ただ、短背だが肩甲骨など可動も小ぶり
で上体の遊びが少ない。つまり、「振り
幅と速さ」が強みではあるが、「振りの
エネルギー量や心肺機能」の面では抜群
とは言えず。

一言で言えば、いかにも「今風な摩擦の
少ない持続戦向き」の馬体と言った処。

ズバリ、このニュアンス、毎度のバイク
に例えて言うなら、「持続性能に長けた
パーツや全体設計ではあるが、ギア数少
なめ、排気量も小さい」そんな感じだ。

とにかく、今風の競馬なら勝ち負け必須
と見るのが馬体からも妥当。ただ、当診
断では、あくまで「本当の強さ」勝負を
想定。その場合にこそ、付け入る隙があ
る馬体故、当然本命◎は打てないな。

そうだな、本馬に近い馬体で思い浮かぶ
のは、アンビシャスとかショウナンマイ
ティかな。



マイラプソディ
本馬は、振り子軽さがあり、前肩口傾斜
自体も上々など、辛うじてベースにある
【持続C型】で分類してはいる。

が、肩甲骨大腿骨とも尺小ぶりで、振り
子起点低め、まだまだ化骨甘く完成度が
一息と、正直、現状は【中立NL型】と
いったところが妥当だな。

以上、初見時に馬体をみて、「これでは
さすがにクラシック云々は厳しいな」と
思い、当時無敗だったのを見て「すぐ頭
打ちが来るな」と思った馬。

さすがに、この短期間で大きな骨格成長
などの良化もなく、仕上がり良化のみ。
しかも今回、同父でタイプも近く、かつ
完成度も上のワーケアがいる以上、本馬
を選ぶという選択肢はない。

今すぐ馬体の”筋肉”を見るのはやめたほうがいい
------------------------------------
ちなみに、本馬の「胸前やトモの筋肉の
厚み」など、これがよく言う「筋肉量が
多い」わけではない、そのいい例だな。

ズバリ、本馬の”筋肉”の厚みなどは、
その”骨格”さえきちんと見ていれば、
わざわざ「筋肉のボリュームがある」等
気に留めたり言及するほどのレベルでも
ない。それこそ、本馬レベルの筋肉量の
馬など星の数ほどごまんといる。

つまり、目立つ膨らみ(立体感)があれ
ば、すぐ「筋肉が多い」など判断するの
ではなく、「その立体感は本当に筋肉の
量によるのか?」ということを”骨格”
を通じて見ないと意味がないわけだ。

本馬の場合は、「肩甲骨の傾斜はあるが
、それ自体や胸骨の長さが小ぶり」だ。
それ故、そこに付く上腕筋や胸筋、三頭
筋などの筋肉は、”付くべき場所が狭い
ため膨らみ易い”ことが推測ができる。

つまり、本馬の「胸前やトモの筋肉の厚
み」を目にしても、私の場合、”骨格”
ありきで馬体を見ているため、気に留め
ることもなく素通りしてしまうわけだ。

以上、正直、馬体の”筋肉”は一切見な
くていいくらいだ。

”筋肉”をわざわざ注目して見なくても
、その”骨格”さえ見ていれば、自ずと
特異な”筋肉量”には気づくものだ。

ズバリ、

”骨格”を見極めてはじめて、
”筋肉”量の多少までの見極めができる

いつも言うが、馬体を本当に見極めるに
は、一も二にも”骨格”ファーストだ。
------------------------------------



以上、結果はどうあれ、馬体に限れば、
今年「ダービー馬に最もふさわしい」の
本命◎馬だ。


No.878 2020年05月24日 07:09   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 05/24(日)
    東京11R
    優駿牝馬(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 2 4 デアリングタクト 2:24.4
    2 8 16 ウインマリリン 1/2
    3 4 7 ウインマイティー クビ
    払戻金
    単勝 4 160円 1番人気
    複勝 4
    16
    7
    130円
    420円
    830円
    1番人気
    6番人気
    13番人気
    枠連 2-8 700円 2番人気
    馬連 4-16 1,800円 4番人気
    ワイド 4-16
    4-7
    7-16
    770円
    1,750円
    5,740円
    5番人気
    17番人気
    50番人気
    馬単 4-16 1,950円 5番人気
    3連複 4-7-16 15,020円 47番人気
    3連単 4-16-7 42,410円 119番人気
    WIN5 137,410円 1番人気
◇2020年予想的中レース一覧 <現在30戦14的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
マイラC|◎ヴァンドギャルド2人気3着
NHKC|★ギルデッドミラー6人気3着
------------------------------------


■「オークス」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <10戦7的中>
------------------------------------
2019|不的中
2018|◎リリーノーブル4人気2着
2017|◎アドマイヤミヤビ2人気3着
2016|◎シンハライト1人気1着
2015|◎ミッキークイーン3人気1着
2014|◎ハープスター1人気2着
2013|★メイショウマンボ9人気1着
2012|不的中
2011|不的中
2010|◎アパパネ1人気1着
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
113|1頭
111|アブレイズ、ウーマンズハート、サンクテュエール、マルターズディオサ、他3頭
110|4頭
109|1頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
○デアリングタクト
★ウーマンズハート、他1頭
☆マルターズディオサ
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――

今回<馬体写真あり>
――――――――――――――――――
アブレイズ
初見。上体の骨格バランス、四肢の軸や
骨量などアラ癖がない。牝馬らしからぬ
安定した造りで、これはなかなかいい馬
だ。

他、皮膚質の良さや脚元の化骨も良く、
現時点での”骨格(先天的)完成度”の
面では上体の化骨を残してはいるものの
、”人為的(後天的)な仕上げ”自体は
いいな。

以上、過去何度も話したことがあるが、

『若駒牝馬のG1オークスは、馬体が
中長距離仕様よりもマイラーの好走が目立つレース』

なぜか…は省略する(過去記事参照)が
とにかく、過去好走馬の馬体傾向からも
「距離適性よりSPやコース適性高さ」
のアドバンテージがモノを言う感。

その意味で、本馬は、SPとコース適性
で抜けた評価はできず。まぁ素材と仕上
がりの良さがあり、人気薄の穴☆なら。

車バイク好き、馬体好き…両者には”ある技術”で雲泥の差がある
------------------------------------
父はキズナか。まぁ確かに、毛色などの
”質感”は父に似ている。

が、そうだな、首を上げた立姿の割りに
肩甲骨上部起点が前め、肩関節も下めに
あり少し肩が立ち気味。下半身の起点も
低めと、父キズナのような振り幅広さや
重心高さにはない。”骨格”は父似では
ないな。

例えて、父比では「外装カラーは同じ色
だが、構造が違う別車種の車バイク」…
そんな感じだ。

ズバリ、父の馬体よりも「少し前硬く、
打点も低く、柔らかみも一息」といった
構造。より「中立、先行、単調」仕様。
父とは異なり「カッチリし過ぎている」
というか「遊びが一息」だな。

その故、父のような「溜めてキレる」と
言うギア比ではなく、ある程度「早めの
惰性勝負」がいいだろう。

以上、馬体も車やバイクと同じく、興味
や知識がない人にとっては、「色が同じ
なら、どれも似たようにしか見えない」
のかもしれない。

ただ、問題は、車やバイクとは異なり、
馬体の場合、そのプロと謳われるほどの
人でも「色が同じなら、どれも似たよう
にしか実は見えていない」…そう思って
しまう点だな。

この「見極める眼」と言うか技術、この
1点において、車バイク、それと馬では
それを見極めるプロたちの眼(技術)に
雲泥の差があるな…と今も昔も思う今日
頃だ。基本を疎かにしているつけだな。

「アップハンドルの大きめなバイク」を
見かけたら、何でもかんでも「あれハー
レーだろ!?」と言ってるような素人兄
ちゃんが、バイク専門誌で車種や年式別
の各性能解説のコラムを担当している…
そんな感じが競馬の馬体という世界だ。
------------------------------------



ウーマンズハート
当診断で「ガゼルさんタイプ」と表現し
ている特徴ある馬体だ。詳しくは、前走
<桜花賞>でも説明したはずだ。

そうだな、わかり易く言えば、人で言う
「足長おじさんならぬ足長小娘ちゃん」
だな。「足首やわらか&足長&腰高」と
いった構造の馬体をそう呼んでいる。

ズバリ、その馬体、着地時のクッション
性や可動部の起点位置が高く、良くも悪
くも「遊びがある」故、道悪でのパフォ
ーマンス悪化は必然。

つまり、前走<桜花賞>の大敗は、馬体
からは致し方ない面があるな。

以上、先述した「オークス好走馬の馬体
傾向」に完全一致する。ただ、良馬場が
必須だ。

また、前走の大敗で変に乗り方をテコ入
れしなければいいが。飛節の造りから、
明らかに「初速ローギアのSP乗り悪く
、一方で父ハーツクライながら中速ギア
はSP乗り良好」な構造にある。かつ、
振り子軽さ抜群。

とにかく、ここも差しマスト。「道中の
ギアチェンジ、アクセル全開を溜めるだ
け溜めて」ほしい。




サンクテュエール
この手の馬体、たまに見かける。今回で
言えば、うーん、先のアブレイズを足回
り軽く、下部重心少し高め、ロングスイ
ングアーム採用」してみたが、その分の
遊びでSP連動などに緩さ出てきたな…
そんな感じの構造だ。ちとわかりづらい
かな。

以上、とにかく良血らしさがあり、今走
フラット東京はいいだろう。

ただ、SP面で甘め緩さがある造りで、
かつ、肝心の高速ギアも一息。中距離馬
らしいというのが距離のアドバンテージ
となりにくい今回、正攻法の先行惰性で
どこまでといったところ。



デアリングタクト
前走の<桜花賞>が初見だったが、一目
見て「これはいいのが出たな」と思った
馬体で、人気だが仕方なく本命◎指名。
結果、勝ち切ってきた。

まぁ、レース自体見ておらず、”能力”
診断はできないが、こと”馬体”に限れ
ば、決して重馬場向き故の好走に非ず。

以上、もう解説不要な【持続C型】文句
なしの好馬体である。

仮に、桜花賞で惨敗していたとしても、
父エピファネイアの馬体代表産駒である
ことには変わりなし。ここでも再度本命
◎を打ったと思う。

今回、仕上がりも良い。父とは異なり、
SP仕様でマイラー色が強い馬体だが、
現状、<馬体写真あり>の馬のなかでは
前走よりもコース替わりで、さらに一枚
抜けた評価となるかな。

後は、<馬体写真なし>の馬で、余程の
【持続C型】好素材がいない限り、ここ
も本馬で本命◎は仕方ない。



マルターズディオサ
うーん、これは以前よりも成長&仕上が
りが良化してきたな。起点位置など骨格
バランス比が少し変わってきた感だな。
ざっくり言えば、「緩さがとれ動き易く
なってきた」と言えばいいか。

以上、同じ父キズナ産駒のアブレイズよ
りも起点高さや振り子長など、追っての
良さがある。少し遊び一息だが、マイペ
ース厳守ならここはいいんじゃないか。


No.877 2020年05月17日 07:10   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 05/17(日)
    東京11R
    ヴィクトリアマイル(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 6 12 アーモンドアイ 1:30.6
    2 8 18 サウンドキアラ
    3 8 16 ノームコア クビ
    払戻金
    単勝 12 140円 1番人気
    複勝 12
    18
    16
    110円
    220円
    300円
    1番人気
    3番人気
    7番人気
    枠連 6-8 390円 1番人気
    馬連 12-18 750円 3番人気
    ワイド 12-18
    12-16
    16-18
    390円
    530円
    1,530円
    2番人気
    6番人気
    17番人気
    馬単 12-18 950円 3番人気
    3連複 12-16-18 2,960円 9番人気
    3連単 12-18-16 7,340円 15番人気
    WIN5 325,710円 1番人気
◇2020年予想的中レース一覧 <現在29戦14的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
マイラC|◎ヴァンドギャルド2人気3着
NHKC|★ギルデッドミラー6人気3着
------------------------------------


■「ヴィクトリアマイル」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <10戦3的中>
------------------------------------
2019|不的中
2018|◎リスグラシュー1人気1着
2017|不的中
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|◎マイネイサベル5人気3着
2012|不的中
2011|不的中
2010|◎ブエナビスタ1人気1着



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】1600m 芝・左
【適 性】C/T型-M(持続/根幹-マイル)



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
113|1頭
112|アーモンドアイ
111|ノームコア、他5頭
110|サトノガーネット、他5頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★2頭
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――

今回<馬体写真あり>
――――――――――――――――――
アーモンドアイ
”実績”的に、文句なしに現役最強馬で
あるのは疑いようもない。

が、毎度その”馬体”を見ると、好馬体
ではあるが、過去、現役最強馬と言われ
た名馬たちと比べ明らかに種が異なる。
やはり、【加速A型】がベースにあると
いうのは非常に珍しいな。

まぁ、過去にも短~マイルカテゴリなら
、こうした【加速A型】ベースの名馬も
多数いたが、2000や2400などの
王道路線の名馬となると、ちょっと似た
馬体を思い出せない。そうだな、サイレ
ンススズカ、後ナリタブライアンなどに
一部分(パーツ単位など)で、近い良さ
があるかなと言う程度。あ、ブルボンが
いたな。

以上、年を重ねる毎、母系の影響が強ま
っている感で、今回まだまだ加齢などの
重めもなし。

とにかく、いかにも今風のスローなSP
勝負の凡戦で「一番速そう」な足回りと
駆動を誇りつつ、それ一辺倒でないのも
良い。まさに万能NT型チャンピオン系
で、まぁマイル~中距離レンジでは死角
はほぼなし。

ただ、死角というか不安ゼロではない。

やはり、1つは、本馬が持続C型ベース
とした”馬体”ではない点だな。心肺&
持続消耗戦が強みではなく、端的に言え
ば「速いが強い馬体ではない」点だ。

もう一つは、そうした”馬体”から想定
できる”能力”が、実際のレースぶりに
も垣間見えた点だな。

実は、私自身、数年ぶりに競馬のレース
を観たのだが、それが昨年の有馬記念。
レース内容は、正直ビックリだったな。
「至極まともなG1」だったからだ。

私自身、強さより速さ比べ、そんな凡戦
ばかりなG1競馬のレースに興ざめし、
数年前競馬を一切観なくなったのだが、
とにかく昨年の有馬は、速さでなく強さ
比べのいいレースだった。

アーモンドアイの走りを見るのは初めて
だったが、結論から言えば、強さ比べで
は馬体からこんなもんだろうなと。

やはり、「強さ」勝負のG1を勝ち切っ
たのが、生粋の【持続C型】馬体リスグ
ラシューだったと言うのも必然かな。

と、話がまとまらなくなってきたが、と
にかく、今回も本馬が力負けするとすれ
ば、

・SP比べでなく「強さ比べのマイル戦」となること
・かつ、「持続C型の好馬体がいる」こと

この<流れ&馬体>の二つが揃うかどう
かだな。

無論、流れは、根幹は強さ勝負を期待し
てのハイと決め打ちとしており、揃うと
仮定して、要は、今回「持続C型の好馬
体がいる」がいるかどうか。

今回はいたな。



サトノガーネット
先のサウンドキアラが「ネコ系タイプ」
とでも言うなら、本馬は、当診断でよく
言う「キリンさんタイプ」の馬体だな。

まぁ動物では漠然としか伝わらないかも
しれないが、特徴がわかり易い馬体なの
で、この際もう少し説明しておく。

毎度のバイクに例えてみると、そうだな

「ミッションギアの1速の径(歯車)が
大きく初速と加速が苦手。2、3速中間
ギア径は1速と大きく変わらず、ギアの
入りはスムーズだが、SPの伸び(速度
の変化)が一息。高速ギアとなる4速で
一気にギア小径化されるも、5、6速の
ギアはなく、ギア総数4つまで」など

とまぁ、そんな「少しギア比に癖がある
構造モデル」の馬体だな。

以上、タイプは典型的な【持続CL型】
中長距離仕様の差しベター。SP絶対値
をみるまでもなく、マイルのしかも根幹
は合わない。

仮に、マイル前後なら、前半道中とワン
ペースな流れになり易い距離質1400
、1800がよろし。

とにかく、個性ある馬体故、最大限馬体
のポテンシャルを引き出すには、乗り方
がかなり重要となる。

今回なら、そうだな

「スタート後、置いてけぼりを食らおう
とそれは馬体から必然。ここであせって
無理にアクセルふかしてギアチェンジは
絶対NG。かつ、道中もギアチェンジは
最小限にすべき。つまり、いかにここが
距離不足でも、ギア数自体も少ないため
、もうギリギリまで1速ギアで行く」…

と、それくらい徹底マイペース、腹づも
りが必要だ。剛腕は不要だが「肝が坐っ
ているor無欲な騎手がほしい馬体」と
言えるな。



ノームコア
今回芦毛の馬が3頭いるが、結論を言え
ば、本馬は、実績はG1馬と3頭の中で
一番だが、馬体は一番パンチがきいてい
ない。良くも悪くも、こじんまりとまと
まったのが本馬だな。

以上、今走適性高い馬体であり、押え▲
といったところだな。

馬体豆知識…芦毛の馬体に隠された秘密?
------------------------------------
余談だが、今回芦毛に少しスポットをあ
てた話、馬体豆知識を一つ紹介する。

ズバリ、芦毛の馬体は

見極めづらい?よね

「YES」と思った方、残念ながらそれ
では”馬体”を見てねぇな。

まぁ、皮膚感は見づらいのは色合いから
当たり前。ただ、”馬体”そのものは、
別に芦毛だからと見極めづらい…そんな
ことはない。

車バイクでもカラーリングでその構造が
わかりづらい…そんなわけないだろう。
それと同じ。

とまぁ雑談はさておき。ここからが本題
…と言っても、今回は、あくまで個人の
主観主張が強い話。参考程度。

では、芦毛の馬体について

おそらくこれまでも誰も声高に叫んだこ
とも、まぁ考えたこともないと思うので
こっそり言おう。

ズバリ、芦毛の馬体は

「持続力に優れた(持続C型)」馬体が多い

これ個人的経験則だがまず間違いない。

私自身、馬体を見ていくなかで早い段階
でこの思いを抱くようになり、いつしか
それが確信になり、一度調べてみたこと
がある。

その上で言う。サラブレッドの血の淘汰
、血統、歴史などからも、

芦毛の馬には「持続性能や長距離向きの
要素が強い馬体に出る傾向が、他の毛色
より格段に高い」背景バックグラウンド
がある。

とまぁ、これ以上の小難しい話は省略す
るが、とにかく巷によくある

「胴長=長距離」
「胴短=短距離」
「曲飛=加速瞬発力」

こういったお求め易いが、正直、正否が
確率50%程度の馬体基準よりも

「芦毛=持続構造、長距離仕様」

むしろ、このほうがよっぽどその正否も
高く、かつその裏付けもサラブレッドの
歴史そのものであるなど、もし、鵜呑み
で使うならおすすめだ。

とまぁ、あくまでこんな基準でなく馬体
を見るのが一番いいのは言うまでもない
が。
------------------------------------



今回<馬体写真なし>
――――――――――――――――――
※馬体の記憶やググった過去の馬体写真
を元、今走評価や印のみなど公開


アルーシャ★
こちらもセール時の写真だろう。今回の
芦毛3頭では、ノームコアと同じで少し
前肩甲骨など尺小ぶりに見えるが、後肢
の造りはこちらが少し容量がいいかな。
間違いなく今走適性は高い。

と余談だが、最初にググって、実は本馬
かなと間違って見ていた以下馬体が非常
に好み。本馬の下、妹にあたる。これは
父ハーツクライの良さが出ており、かつ
起点高さや尺長が目に付く。父産駒で言
えば、牝馬ながらウインバリアシオンタ
イプと珍しい。良い意味で、アルーシャ
よりも堅実さはないが長距離向きだな。

ザズーの2019(父ハーツクライ)



以上、今週は馬体を見渡し結論1秒だっ
た。馬体を見れば本命◎一択だ。


No.876 2020年05月10日 08:25   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 05/10(日)
    東京11R
    NHKマイルカップ(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 6 11 ラウダシオン 1:32.5
    2 2 3 レシステンシア 11/2
    3 3 6 ギルデッドミラー 3/4
    払戻金
    単勝 11 2,960円 9番人気
    複勝 11
    3
    6
    810円
    180円
    440円
    10番人気
    1番人気
    6番人気
    枠連 2-6 3,020円 14番人気
    馬連 3-11 4,200円 15番人気
    ワイド 3-11
    6-11
    3-6
    1,570円
    6,240円
    1,230円
    18番人気
    59番人気
    11番人気
    馬単 11-3 11,900円 41番人気
    3連複 3-6-11 19,620円 69番人気
    3連単 11-3-6 152,750円 460番人気
    WIN5 16,857,800円 9番人気
-----------------------------------
馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
------------------------------------

◇2020年予想的中レース一覧 <現在29戦14的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
マイラC|◎ヴァンドギャルド2人気3着
------------------------------------


■「NHKマイルC」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <11戦2的中>
------------------------------------
2019|★カテドラル7人気2着
2018|不的中
2017|不的中
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|★インパルスヒーロー6人気2着
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】1600m 芝・左
【適 性】C/T型-M(持続/根幹-マイル)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
112|レシステンシア、他1頭
111|タイセイビジョン、ラウダシオン、ストーンリッジ、他4頭
110|3頭
109|1頭
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
○レシステンシア
★2頭
☆ラウダシオン、ストーンリッジ、他1頭
――――――――――――――――――



▽推奨買い目/D ※推奨順

◎単複
★複単
○単複
☆複単

D(期待値Dダウン) ※4人気以内で確定
なし



▼馬体診断 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――

今回<馬体写真あり>
――――――――――――――――――
ストーンリッジ
いかにもこれは、「母クロウキャニオン
らしい」な。母の産駒はこれまでも数見
ているが、みな良く似ている。

以上、本馬もマイラーというより中距離
馬だな。また、仕上げはいいが完成度は
もう一つでもあり、この時期のマイル戦
は少し忙しい感。そうだな、先のサクセ
ッションと同様、スローでは厳しく急坂
やタフな流れで上がりがかかるのが吉。

そういえば、最近のNHKマイルCは、
この手の中距離仕様の馬体がめっきり激
走しなくなった感。その昔、タイキフォ
ーチュン、ツクバシンフォニーの中距離
馬体のワンツーが懐かしいな。



タイセイビジョン
父タートルボウルと言えば、外国産種牡
馬の先入観イメージ「重めな馬体」とは
真逆の、「素軽い馬体」の産駒が多く、
外国産種牡馬では珍しい部類である。

本馬も例に漏れず。見ての通り「上体の
筋肉容量少なめ、振り子四肢軽量、起点
も高め」など。これはいかにも「振りの
速さ」が強みだな。

他、土台の起点からも「父産駒らしい」
【持続C型】ベースであり、各バランス
も上々と個人的な好みの部類だ。

以上、今回仕上がり完成度も良化が見て
とれる。無難に有力視できる一頭。

ただなぁ、父タートルボウルと言えば、
「文句なしの【持続C型】好馬体でG1
を勝てる器」とみていたあのトリオンフ
の印象が強くあり、どうしてもそれ比較
で見てしまう。

そうなると本馬は、色々物足りない部分
、ツッコミたくなるところがある。

好みの部類故だが、そうだな「小顔で首
差し振り自体も軽いが頸椎短いのがな。
肩関節の位置からも肩甲骨尺自体は上々
なので、前軸(き甲位置)がそうさせる
のだろう。」

つまり、「首差しからの振り、追っての
振動エネルギーが凡庸な造り」で、深み
が物足りず。と本馬がG1馬となるのは
トリオンフに申し訳ない…そんな感だ。
しかしトリオンフ引退してたのか。至極
残念だ。



ラウダシオン
馬体癖馬だが、アラではなく強み特化型
のバランスやパーツを備えた馬体と言え
ばいいか。特徴など非常にわかり易く、
かつなかなかいい馬体なので、以前細か
く解説しているはずだ。

以上、もうこれはわかるだろう。典型的
な【持続CL型】だ。距離は短~マイル
から中距離までとレンジは広いだろう。
基本先行ベターだ。

とにかく、今走のコース適性高く素材も
いい。が、やはり距離質、根幹1600
がどうか。1400など緩い流れ、マイ
ペースで走り易いのが吉。

ズバリ、「初速はギア径小さく速いが、
中速ギア径が大きく、道中の加速などで
燃費消費が激しいモデル。それでいて、
強みは中速高速ギアの持続性能」そんな
馬体構造と言えばわかるかな。

その意味で、先行ベターだが、乗り方が
難しいかな。「初速の速さに調子乗って
前半エンジンを吹かし過ぎたり、瞬間的
な反応がいいからと言って、道中走行の
ピッチを変えたりし過ぎる」のはNG。
それは、ガス欠のリスクが高まる乗り方
と言える。

そうだな、ジャスタウェイをSP短距離
シフトにしたモデル、そんな感じだな。



レシステンシア
本馬も、初見2歳時に馬体を見て、あの
ジェンティルドンナを思い出し、血統を
見たら父ダイワメジャーとありビックリ
仰天ニュースだった馬。

以上、父ダイワメジャーでありながら、
本馬のように典型的な【持続C型】馬体
という馬は余り記憶にないな。うーん、
コジーンの血が強かったエピセアローム
を思い出す程度だ。

今回、不安とすれば、長め距離適性を求
められるほどの根幹らしいタフな流れ、
他馬場悪化だろう。

が、最近はハイペースでも、東京京都は
摩擦が少ない馬場なのか、G1でも以前
ほど長め距離適性の馬が走らない傾向に
ある気がするしな。

その意味で、素材の良さ、コース適性&
SP絶対値の高さ、現時点の仕上がり&
完成度の高さもある本馬の大崩れは考え
にくいな。


No.875 2020年05月03日 07:10   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 05/03(日)
    京都11R
    天皇賞(春)(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 8 14 フィエールマン 3:16.5
    2 4 6 スティッフェリオ ハナ
    3 4 5 ミッキースワロー 21/2
    払戻金
    単勝 14 200円 1番人気
    複勝 14
    6
    5
    130円
    830円
    290円
    1番人気
    10番人気
    4番人気
    枠連 4-8 1,110円 4番人気
    馬連 6-14 5,770円 20番人気
    ワイド 6-14
    5-14
    5-6
    1,790円
    510円
    5,160円
    22番人気
    3番人気
    45番人気
    馬単 14-6 7,410円 25番人気
    3連複 5-6-14 13,500円 44番人気
    3連単 14-6-5 55,200円 186番人気
    WIN5 754,670円 1番人気
◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
------------------------------------
馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
------------------------------------

◇2020年予想的中レース一覧 <現在28戦14的中>
------------------------------------
京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
 東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
 根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
 弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
 桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
 皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
マイラC|◎ヴァンドギャルド2人気3着
------------------------------------


■「天皇賞春」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼的中実績 <11戦5的中>
------------------------------------
2019|◎フィエールマン1人気1着★グローリーヴェイズ6人気2着
2018|不的中
2017|不的中
2016|不的中
2015|不的中
2014|★ホッコーブレーヴ13人気3着
2013|不的中
2012|◎ウインバリアシオン2人気3着
2011|◎ナムラクレセント5人気3着
2010|不的中
2009|◎マイネルキッツ12人気1着
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】京都
【距 離】3200m 芝・右 外
【適 性】C/T型-E(持続/根幹-ステイヤー)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
112|フィエールマン、他2頭
111|上3頭以外全馬
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
○フィエールマン
★1頭
▲1頭
☆スティッフェリオ、メイショウテンゲン
――――――――――――――――――



▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
――――――――――――――――――

毎度馴染みの常連客ならぬ、知った馬体
ばかり。また、昨年とほぼ代わり映えも
しないメンツだな。



今回<馬体写真あり> ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
キセキ
以前から指摘していると思うが、本馬も
先に名前を挙げたフェノーメノ等と同様
「実績と馬体に少しギャップがある」馬
と言える。

どうギャップがあるのか?…まぁ、馬体
を見れば一目瞭然。

ズバリ、結論を言う。本馬は、あくまで
”実績”は菊花賞馬だが、その”馬体”
は所謂「長距離ステイヤー」には非ず。
「マイル~中長距離仕様」が妥当だな。

以上、しかもよく逃げや先行策をとって
いるが、基本差しベターの構造。今一つ
善戦止まりな要因の一つに乗り方もある
んじゃないかと、馬体的には言えるな。

とにかく、今回の評価としては、スロー
のSP勝負では文句なしに最右翼。後、
これまでの乗り方からも、馬体的にもう
一段パフォーマンスを上げられる要素を
持つなど。SP勝負や能力の点では最も
怖い馬だ。

馬体を極めるには、”最初にクリアすべき超難関”がある
------------------------------------
もしあなたが、本馬の馬体を見て「長距
離ステイヤー」だと思う場合、

それは完全に、

「”馬体”でなく”自分”を見ている」

と言える。

申し訳ないが、ハッキリ言い切らせても
らう。あなたには「馬体が全く見えてい
ない」と。

ズバリ、一見「目の前の”馬体”を見て
いる」ようで、その実「実績やレースぶ
りなど、”馬体以外の情報”から抱いた
”己のイメージや先入観”を見ている」
状態だ。

まさに、「馬体を”視覚”上で捉えてい
るだけ」である。見ていないも同然だ。
大きな声では言えないが、世の馬体パド
ック派の9割以上はこの状態だろう。

しかし、こうしたことは、何も”馬体”
に限ったことではない。

馬に限らず、人を判断する際や、物事の
本質、あらゆる仕事や職の基本、今で言
えばコロナなど世の社会情勢。

こうしたあらゆる局面、その判断におい
て、人とは

「それ”見ている”ようで”全く見ていない”」

この状態に陥るもの。どんな人間も例に
漏れず。なぜなら、こうした状態になる
ことこそが「人間らしさ」だからだ。

以上、いつも言っているが、相馬眼を養
う上で、最初にクリアすべき問題こそ、

「”馬体”でなく”自分”を見てしまう」

この”心理面の問題”だ。

ただし、それは「人間らしさ」であり、
かつ、「馬体そのものとは全く関係ない
問題」であるが故、軽視されているとい
うか、気にも留めない人がほどんどでは
ないか。

しかしながら、この”心理”を克服しな
い以上は、いくら馬体を数見たところで
「真に馬体を見ている状態」にすらなれ
ない。

しかも、その”心理”は「人間らしさ」
であるが故、並大抵のルールや心構えで
は到底克服できない、ときている。

だからこそ、私は、馬体を見始めた際、
何よりもまず

”馬体”以外を一切を見ない

というルールを作り、今日まで徹底して
いる。

競馬に関するテレビ、雑誌、メディア、
SNS、またレースぶり、調教その他、
ありあらゆる”馬体以外の情報”を完全
にシャットアウトする。

これこそが、「人間らしさ」故に生じる
主観、先入観、イメージ、とらわれなど
に打ち勝てる「馬体のみの判断」を可能
とする。

もし、あなたが「馬体を極めたい」と思
うなら、まず最初にやるべきは、馬体の
名称や見方をおぼえることに非ず。

まずは、とにもかくにも

”馬体”でなく”己の内”にこそ目を向け
かつ、そこに潜む”心理を克服する徹底したルール”を作る

これしか「真に馬体を見る」ことはかな
わないと心得よ。

以上、本馬の馬体はかなり特徴的。その
長躯短背、可動傾斜、振り子尺長や起点
位置など。そして何より大腿骨の長さ。
「長距離よりもSP仕様の要素が強い」
と判断するのは容易いレベルだ

だからこそ、仮に、本馬の馬体を「長距
離馬ではない」と判断できたとしても、
この”心理的な問題”を克服するための
確固たるルールが無い場合、同じこと。

もし、本馬以上に「見極め判断が難しい
馬体」に出会った時、ルール無き者は、
必ず”馬体以外の情報”に頼るはずだ。

ほんと甘くないぞ、この「人間らしさ」
を克服するってやつは!。競馬の関係者
の相馬眼の多くが中途半端な印象なのは
「人が人であるが故」、必然だろう。
------------------------------------



スティッフェリオ
典型的【持続CL型】長距離仕様だな。
父ステイゴールドの馬体の良さ、やわら
かみと軽さ”は”引き継いでいるな。

また、今回仕上がりもいい。先行ベター
の構造で乗り方とのミスマッチがないの
もいい。

以上、明らかに「SP面で甘い」造りの
ため、中距離戦での先行よりも、今回は
前半の燃費消費はおさえ易いだろう。

ただし、「SP面の甘さ」だけに非ず。
後駆同様、前駆も可動部の骨格小ぶりで
胸が浅めで「心肺機能の甘さ」もある。

馬体的に、成績にムラがあるのは、SP
不足だけでなく、心肺淡泊さも影響して
いるのではないか。【淡泊L型】らしさ
だな。

その意味でも、今走適性高いとは言え、
根幹G1となるここは、「我関せず」と
いうマイペース厳守の乗り方ができるか
否かでパフォーマンスが大きく変わって
くるだろう。



フィエールマン
前年も人気だったが、仕方なく本命◎。
今年も人気だが、その「素材、距離適性
、収縮燃費、振動持続、心肺やSP面」
など。うーん、今年も最右翼で仕方ない
かな。

以上、仕上がりも抜群にはないが重めは
なく問題なく動けるだろう。特に死角は
見当たらないな。



メイショウテンゲン
いわゆる「短背だが長距離向き」という
馬体の典型だな。

まさに、この馬体こそ、先の『馬体を極
める上での最初の難関』をクリアしてい
るか否か、それがわかるいい例だな。

つまり、”馬体そのもの”でなく、”己
(馬体以外の情報からの主観)”を見て
いる者にとって、本馬の馬体は、「胴長
(胴伸びある)」に見えてしまうんじゃ
ないか。

以上、そうだな、今回で言えば先のステ
ィッフェリオ同様に、距離”尺”適性は
高いがSP不足なのがどうか。

まぁ、本馬は、スティッフェリオよりも
心肺リスクが低く燃費効率の良さあり、
距離”質”適性も高い。また、中間ギア
など間延びもなく堅実さは評価できる。

一方、差しベターの構造故、位置取りの
アドバンテージなどハマり易さでは劣る
かな。


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