◇著者別コンテンツ紹介~ノートnote
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馬体&馬券のノウハウ記事など随時公開
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◇2020年予想的中レース一覧 <現在31戦15的中>
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京都金杯|★ボンセルヴィーソ 14人気3着
フェアリ|◎ポレンティア 5人気3着
東海S |★ヴェンジェンス3人気2着
根岸S |★モズアスコット3人気1着
シルクS|◎アウィルアウェイ3人気1着
東京新聞|◎クリノガウディー5人気3着
きさらぎ|★ストーンリッジ3人気1着
京都記念|★ステイフーリッシュ3人気3着
中山記念|★ソウルスターリング6人気3着
弥生賞 |◎サトノフラッグ2人気1着
阪神大賞|★トーセンカンビーナ5人気2着
桜花賞 |◎デアリングタクト2人気1着
皐月賞 |★ガロアクリーク8人気3着
マイラC|◎ヴァンドギャルド2人気3着
NHKC|★ギルデッドミラー6人気3着
オークス|★ウインマイティー13人気3着
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■「日本ダービー」馬体診断予想
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▼的中実績 <10戦1的中>
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2019|不的中
2018|不的中
2017|◎アドミラブル1人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中
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▼舞台適性
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【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)
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▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
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114|1頭
113|1頭
112|コントレイル、他2頭
111|ガロアクリーク、他3頭
110|マイラプソディ、他5頭
109|ウインカーネリアン、コルテジア、ヴェルトライゼンデ
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▼予想印 ※プレミア記事完全公開
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◎1頭
★1頭
☆1頭
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▼馬体診断 @詳細&相馬の基本解説等あり
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先週の優駿牝馬オークスと同舞台ながら
ことダービーは、正直ここ最近当たった
記憶がない。
実際、過去10年中6年で本命◎的中、
今年も一撃★指名のウインマイティーが
13人気3人気激走など相性抜群なオー
クスとは一転、唯一、本命◎指名はあの
「歴史的名馬体」と評したアドミラブル
がなんとか3着したのみ。相性最悪だ。
やはり、ダービーとは特別なレース故、
少々思い入れが強過ぎるかな。
ただ、久々少し『馬券の買い方(競馬の
勝ち負け)の話』をすると、
当馬体診断の本命馬◎の平均人気は、今
は大体5~7人気付近か。とした場合、
勝率は3~5%未満、複勝率20%前後
とみるのが妥当。
そう考えると、本命◎指名馬が過去10
連敗したなんてレースは、6割弱の確率
で起こる。まぁ、2つに1つのレースは
そんな感じと、珍しくもなんともないわ
けだ。
要するに、競馬に限らず、いくらで連敗
しようが連勝しようが、「自分の本命◎
指名の平均人気や好走率から、長期回収
率が100%を超えるようなオッズの時
だけ馬券を買って」いれば、トータルで
見ると、結果資金は増えている。仮に、
増えなくても、ある一定以上は減らない
資金管理ができる。
これ、古株の読者さんには懐かしいかも
しれないが、その昔は、よく話していた
”オッズリミット”ってやつだ。
常に、「馬券の買う買わない」は、
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×自信度
◎オッズリミット
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これを絶対な馬券を買う上でのルールと
する。
馬券を<予想の自信度>…こんな曖昧な
基準で勝負していては、特に場代(手数
料)がバカ高い競馬では、長期回収率の
100%超など望めない。<オッズリミ
ット>という明確な数値…期待値100
%となるオッズレートを基準にする必要
がある。
そうすれば、競馬では、どんなに予想が
下手でも、控除率を下回る長期回収率に
は絶対にならない。
ズバリ、馬券を買う前から、
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すでに長期間での「最大損失額を決めておく馬券の買い方」をする
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それがオッズリミットだ。投資トレード
などでよく言う<損切>ってやつだな。
と、話がそれてしまった。さてダービー
の馬体の話にいこう。
▼馬体グループ ※プレミア記事完全公開
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今回、試しに馬体を<タイプ>別にざっ
とグループ分けを表記。よく出走同士で
馬体比較をすることが多いので、これが
あるとイメージし易いかな。
<持続C型>
レクセランス
5頭
<万能N型>
3頭
サリオス
ガロアクリーク
ウインカーネリアン
<中立N型>
4頭
<加速A型>
コルテジア
ヴェルトライゼンデ
ざっとこんな感じかな。
ちなみに、各<タイプ>毎に馬名を上位
評価順に並べてある。
ただ、同<タイプ>でも少し異なる馬体
はさらに改行で分けている。その場合、
改行を挟む上下の馬には評価順は関係し
ない。
例えば、レクセランスとサリオスの二頭
は、今回の出走馬でオンリーワンな馬体
タイプである。また、サリオスとその下
ガロアクリークの間には改行がありここ
でタイプが一区切り。ガロアとウインは
タイプが近く、二頭ではガロア上位の評
価だ。
後、<タイプ>は当診断の基本3つ
持続C型
万能N型
加速A型
このなかで、N型の万能と中立の違いは
万能N型…持続と加速要素の一方に強みがあるが、両者のバランスも良い
中立N型…持続と加速要素共に強みが中途ハンパ
では、各馬毎の馬体診断を。毎度長々と
話ているので、今回こそ極力短文の簡易
コメントでいく…気持ちだけはあるが。
今回<馬体写真あり> ※プレミア記事完全公開
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ウインカーネリアン
現時点では、まだ骨格完成度や仕上がり
とも甘いが、見るたびに良化が伺える馬
で、今回も良化がある。かつ、骨格バラ
ンスからまだ伸びしろもあるかな。
以上、こうした良化具合や伸びしろは、
同父モーリスの3歳時の印象とかぶり、
その点、もしかしたら「化ける」と評し
たモーリス同様の馬体期待感はあるな。
ちなみに、万能マイル~中距離仕様であ
り、今走適性は一息。上記、素材の良さ
や伸びしろから、前走<皐月賞>4着は
驚かないが、さすがに、ダービー云々の
馬体タイプに非ず。
ヴェルトライゼンデ
馬体を見れば、今回コース適性の面など
真っ先に切れる馬の一頭だな。
以上、その昔「中山の鬼」と評した馬体
だった父ドリームジャーニーの産駒らし
いな。現役馬なら、皐月賞アルアインの
小ぶりコンパクトモデルといった感。と
このあたり以前話したかな。
とにかく、可動が小回り向き以外にも、
骨格の起点位置や尺長比など、構造面も
アンバランスさがあり癖もある。小顔で
小足が使える取り回しの良い構造という
強みだけで、どうやって東京の2400
で勝ち負けするというのか。
仮に、超スローでもSP絶対値の面から
厳しいと言わざるを得ないな。
ガロアクリーク
前走<皐月賞>が初見だったが、馬体を
見た瞬間、「これで父キンシャサノキセ
キとは!?」と非常に驚かされた。故に
、文句なし【馬体レーティング】2位。
印も一撃★に指名したのだが。
結果は3着か。まぁ、馬体を見れば「父
産駒の馬体最高傑作」と言えるレベルに
あるため驚きはないな。
改めて今回見て、うーん、やはりいい。
これはいい馬体だな。
確かに、【加速A型】ベースの個性的な
馬体だった父の面影が頭にある分、父に
はない長所が目に付くのだが。まぁ冷静
に見ても、その前可動の傾斜、首差しの
バランス、肩関節の位置など、持続心肺
の懐深さは素晴らしいな。
以上、ただ今回の【馬体レーティング】
の数値や順位からも、やはり、前走より
もパフォーマンスを下げる可能性が高い
馬体タイプ。
いわゆる【万能NT型】チャンピオン系
マイラーといった造りであり、持続心肺
と併せSP絶対値の裏付けも高く、ここ
がスローなら非常に怖い馬体だが、まぁ
いつも通り、当診断では”展開”までは
予想せず。
いかに昨今の競馬は、スロー、かつ馬場
など摩擦が少なく「SP」優位の馬体が
多く好走しているとしても、一貫して、
根幹はハイ想定。とことんタフな摩擦の
多い「強さガチンコ」勝負となることを
想定(期待)しての決め打ちだ。
まぁ、そんな競馬など、今はこのダービ
ーでもそうそう起こり得ないのは、ここ
数年の勝ち馬の馬体が物語っている。
コルテジア
いかん、一言で解説できていない。ここ
から気を取り直していく。
今回、仕上がりは良い。が、この馬も、
先のヴェルトライゼンデ同様に、上体の
可動構造を見れば一目瞭然。小ぶり前が
硬めだな。まぁヴェルトライゼンデより
振り子質量が軽く打点高めからも、振り
の速さはありそう…おっと、ハイのガチ
ンコ勝負想定では、真っ先に消せる馬体
を解説してもしかたないか。
コントレイル
確かに、その馬体、生粋の【持続C型】
構造で素材も良く「G1馬足りうる」と
言える。
ただし、「ダービー馬足りうる馬体か」
と言われると、「YES」とは言えず。
ざっと過去20年の勝ち馬の馬体と比較
しても、正直物足りないな。まぁ、ここ
三年のレイデオロ、ワグネリアン、ロジ
ャーバローズよりは良いといったレベル
だな。
以上、いかにも頸椎やわらかな首差し、
軽量で起点高さある四肢など、確かに、
その振り子は素晴らしい。上下の比重や
バランスもよく可動傾斜も良い。
ただ、短背だが肩甲骨など可動も小ぶり
で上体の遊びが少ない。つまり、「振り
幅と速さ」が強みではあるが、「振りの
エネルギー量や心肺機能」の面では抜群
とは言えず。
一言で言えば、いかにも「今風な摩擦の
少ない持続戦向き」の馬体と言った処。
ズバリ、このニュアンス、毎度のバイク
に例えて言うなら、「持続性能に長けた
パーツや全体設計ではあるが、ギア数少
なめ、排気量も小さい」そんな感じだ。
とにかく、今風の競馬なら勝ち負け必須
と見るのが馬体からも妥当。ただ、当診
断では、あくまで「本当の強さ」勝負を
想定。その場合にこそ、付け入る隙があ
る馬体故、当然本命◎は打てないな。
そうだな、本馬に近い馬体で思い浮かぶ
のは、アンビシャスとかショウナンマイ
ティかな。
@マイラプソディ
本馬は、振り子軽さがあり、前肩口傾斜
自体も上々など、辛うじてベースにある
【持続C型】で分類してはいる。
が、肩甲骨大腿骨とも尺小ぶりで、振り
子起点低め、まだまだ化骨甘く完成度が
一息と、正直、現状は【中立NL型】と
いったところが妥当だな。
以上、初見時に馬体をみて、「これでは
さすがにクラシック云々は厳しいな」と
思い、当時無敗だったのを見て「すぐ頭
打ちが来るな」と思った馬。
さすがに、この短期間で大きな骨格成長
などの良化もなく、仕上がり良化のみ。
しかも今回、同父でタイプも近く、かつ
完成度も上のワーケアがいる以上、本馬
を選ぶという選択肢はない。
今すぐ馬体の”筋肉”を見るのはやめたほうがいい
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ちなみに、本馬の「胸前やトモの筋肉の
厚み」など、これがよく言う「筋肉量が
多い」わけではない、そのいい例だな。
ズバリ、本馬の”筋肉”の厚みなどは、
その”骨格”さえきちんと見ていれば、
わざわざ「筋肉のボリュームがある」等
気に留めたり言及するほどのレベルでも
ない。それこそ、本馬レベルの筋肉量の
馬など星の数ほどごまんといる。
つまり、目立つ膨らみ(立体感)があれ
ば、すぐ「筋肉が多い」など判断するの
ではなく、「その立体感は本当に筋肉の
量によるのか?」ということを”骨格”
を通じて見ないと意味がないわけだ。
本馬の場合は、「肩甲骨の傾斜はあるが
、それ自体や胸骨の長さが小ぶり」だ。
それ故、そこに付く上腕筋や胸筋、三頭
筋などの筋肉は、”付くべき場所が狭い
ため膨らみ易い”ことが推測ができる。
つまり、本馬の「胸前やトモの筋肉の厚
み」を目にしても、私の場合、”骨格”
ありきで馬体を見ているため、気に留め
ることもなく素通りしてしまうわけだ。
以上、正直、馬体の”筋肉”は一切見な
くていいくらいだ。
”筋肉”をわざわざ注目して見なくても
、その”骨格”さえ見ていれば、自ずと
特異な”筋肉量”には気づくものだ。
ズバリ、
”骨格”を見極めてはじめて、
”筋肉”量の多少までの見極めができる
いつも言うが、馬体を本当に見極めるに
は、一も二にも”骨格”ファーストだ。
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以上、結果はどうあれ、馬体に限れば、
今年「ダービー馬に最もふさわしい」の
は本命◎馬だ。