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馬体優先主義【1コイン版】

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発行者:武虎
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ジャンル:競馬


公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/11/17 03:14

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2021年5月30日の記事一覧です。
No.955 2021年05月30日 09:52   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 05/30(日)
    東京11R
    東京優駿(G1)
    15:40出走
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 5 10 シャフリヤール 2:22.5
    2 1 1 エフフォーリア ハナ
    3 6 11 ステラヴェローチェ 11/4
    払戻金
    単勝 10 1,170円 4番人気
    複勝 10
    1
    11
    270円
    120円
    550円
    4番人気
    1番人気
    10番人気
    枠連 1-5 1,020円 5番人気
    馬連 1-10 1,010円 2番人気
    ワイド 1-10
    10-11
    1-11
    450円
    3,880円
    1,030円
    3番人気
    41番人気
    9番人気
    馬単 10-1 3,360円 12番人気
    3連複 1-10-11 8,800円 28番人気
    3連単 10-1-11 58,980円 181番人気
    WIN5 4,506,490円 4番人気

    該当記事での印・予想買い目・資金配分
    着順 枠番 馬番 馬名 オッズ 人気 斤量 馬齢 騎手 調教師 馬体重(kg)
    1着 5 10 シャフリヤール 11.7 4 57.0 牡3 福永祐一 栗東藤原英昭 444.0
    3着 6 11 ステラヴェローチェ 40.2 9 57.0 牡3 吉田隼人 栗東須貝尚介 488.0
    4着 7 13 グレートマジシャン 11.1 3 57.0 牡3 戸崎圭太 美浦宮田敬介 478.0
◇2021年予想的中レース一覧 <現在30戦11的中>
------------------------------------
シンザン|◎ピクシーナイト4人気1着
フェアリ|◎ベッラノーヴァ6人気3着★ファインルージュ3人気1着
日経新春|★ミスマンマミーア13人気2着
AJCC|◎ヴェルトライゼンデ3人気2着
きさらぎ|★ラーゴム3人気1着
共同通信|◎シャフリヤール2人気3着★ヴィクティファルス7人気2着★エフフォーリア4人気1着
フェブS|◎エアスピネル9人気2着
フィリR|◎ミニーアイル11人気3着
高松宮記|◎レシステンシア1人気2着
皐月賞 |◎タイトルホルダー8人気2着★ステラヴェローチェ6人気3着
天皇賞春|★ワールドプレミア3人気1着
------------------------------------


■「日本ダービー」馬体診断予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼予想実績
------------------------------------
2020|不的中
2019|不的中
2018|不的中
2017|◎アドミラブル1人気3着
2016|不的中
2015|不的中
2014|不的中
2013|不的中
2012|不的中
2011|不的中
2010|不的中
------------------------------------



▼舞台適性
------------------------------------
【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】2400m 芝・左
【適 性】C/T型-L(持続/根幹-長距離)
------------------------------------



▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
113|シャフリヤール、他1頭
112|アドマイヤハダル、エフフォーリア、他1頭
111|サトノレイナス、タイトルホルダー、他8頭
110|1頭
109|バスラットレオン
――――――――――――――――――



▼予想印 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――
◎1頭
★シャフリヤール、他1頭
――――――――――――――――――



▼馬体診断 ※プレミア記事完全公開
――――――――――――――――――

今走<馬体写真あり>
――――――――――――――――――
アドマイヤハダル
今回ぱっと見て、よく言う「リファール
~ダンシングブレーヴの血が入ってるん
じゃないか!?」と思い、ちょっと血統
を確認してみたら、その通りだった。

と、確認しながら、そういや前回もこの
馬体を見て同じことを思ったのを思い出
した。そう、だからこそ、昔<皐月賞>
で一撃★指名したトライアンフマーチの
馬体とかぶり、本馬も同じく<皐月賞>
で一撃★指名したんじゃなかったか。

とにかく、その馬体は一言で「SP絶対
値がメンバー屈指」かつ、「一介のマイ
ラーらしからぬ遊び&軽量化も備えた」
馬体だ。

例えば、その「短背で腰椎短め、前後の
肩甲&寛骨も傾斜や長さもあり、振り子
も軽く軽量」など。やはり、素材は素晴
らしいものがある。

以上、全体のフレーム構造やパーツ単位
の秀でたSP面の強みからも、ベースは
マイラーだ。

ただし、その可動部や足回りは容量大&
軽量化されたモデルと言え、距離融通性
はある。

つまり、ここが「摩擦の少ない馬場や、
道中の体力消耗が少ないスロー、上がり
時計が速い」など、いわゆる「今風のS
P勝負」と言ったレースになれば、最も
怖い馬体と言える。



エフフォーリア
一冠目の<皐月賞>を圧勝した本馬。

確かに、単純に<シルエット>を見ると
「父エピファネイアと”同じく”前後に
胴伸びある」馬体ではある。

つまり、その基本フレームは、当診断で
よく言う「<静的>に一完歩のストライ
ドが長い」という馬体だ。

それは決して小回り向きに非ず。また、
本馬の場合、急坂向きとも言えない馬体
でもある。

結論として、前走<皐月賞>から明らか
に条件好転がある。

ただ、馬体の<骨格構造>まで見ると、
「父エピファネイアと”異なる”前後の
胴回り、その上体の構造」があるのも見
てとれる。

そして、その違いこそ、父エピファネイ
アと本馬との<骨格的な違い>である。
それが「走る上でのストライドの可動域
、SPの持続性、心肺機能や燃費効率」
と言った「性能や適性」の両者の違いに
つながるわけだ。

具体的に、本馬は父より「頸椎短め、前
肩甲骨が短く傾斜きつめ」と言った顕著
な特徴がある。

それ故、「父比では、万能さ(加速性や
先行力)で勝り、持続力&長距離性能(
心肺&燃費効率)では劣る」と言える。

以上、結論として、前走<皐月賞>から
------------------------------------
単純ざっくりと見た、<静的>な立ち姿
に限れば
⇒「条件好転がある」のは明らかだ。

同時に、骨格まで見て<動的>な走る姿
を考えると
⇒「断然人気ほど持続や心肺性能が抜け
た馬体でもなく」かつ、「父ほどは今走
ベストでもない」のも明らかだ。
------------------------------------
ということで、今回仕上がり抜群を加味
しても対抗○か押え▲まで。万に一つ、
タフな強さ勝負の流れになればリスクは
ある。



サトノレイナス
「牝馬でダービー参戦がどうか」につい
て、能力的なことは知らないが、馬体的
には、別に「牝馬だからダメ」というの
は全くない。というかそもそも性別云々
はどうでもいい話だ。

あくまで、「牝馬に多く見られる」馬体
構造が、「短い距離間のSP勝負を競う
レースに向く」だけであり、牝馬でも、
「長い距離間のSP&強さ勝負に向く」
馬体もいるわけで。例えば、凱旋門賞馬
のトレヴ、日本馬ならブエナビスタとか
古くはシーザリオなども。

しかも、昨今の日本競馬は、馬場の改良
が良くなり過ぎて、良くも悪くも「距離
の長さ自体は余り関係ない」傾向にある
のが、G1など好走馬の馬体が物語って
いる。以前の2400mと、今の馬場の
2400mとでは、全く異なると言って
もいいんじゃないか。

まぁ、そうした環境面と馬体傾向を考え
ると、このいかにも「牝馬らしく、かつ
、癖ある骨格構造比」の本馬でも、今の
ダービーなら十二分に勝ち負けできそう
な気がしてくるが。

その「抜群の反応を見せそうな小ぶりで
短く軽量の首差し、コンパクトだが硬さ
ない前駆、一方で素晴らしいトモなどの
完全な後輪駆動、尚且つ、重心や四肢の
起点も高さがあり、それでいて抜群に素
軽い」など。

以上、典型的な【持続CL型】のマイラ
ーベースだが、加速性能も高く距離融通
性もまずまず。

とにかく、今回のメンバーでは、上がり
3ハロン勝負、つまり、「走行中からの
短い距離間のSP勝負を競う」のに最も
向く馬体と言え、同じマイラーベースの
アドマイヤハダルよりもスローが吉。

この馬体が勝ち負けするようなダービー
となれば、それはイコール、馬体的には
より一層日本競馬の特異性が進んでいる
証拠とも言えるのではないか。



シャフリヤール
ズバリ、今回「最もダービー馬にふさわ
しい馬体」と言えば、本馬かもう一頭の
あの馬か。

二頭の比較では、本馬のほうが現時点で
骨格完成度が高く、それに付随する筋肉
脂肪の仕上がり具合も良く、かつ、SP
面でも上位評価ができる。

以上、余程強引な乗り方をしない限り、
ここは「馬体的には勝ち負けすべき」と
言える。

ただ、自信を以て本命◎を打てる馬か?
、これには少し迷う物足りなさもある。

疲れてきたの多くは語らないが、ズバリ
、上体の可動の受け側の骨格が少し小ぶ
りだな。その分が、上体&四肢の遊び&
伸び一息な面に表れている。父ディープ
インパクトとよく似た馬体だが、そっく
りとは言えないのはこのあたりだな。

あと、能力的に考えると、前走で馬体的
にアドバンテージがあったはずのグレー
トマジシャンと大差ない点なども不満。

が、それはあくまで”能力”の不安なの
で無視する。父のように、とてつもなく
”能力”も高い馬…ではないのは間違い
ないだろう。



タイトルホルダー
今年の<皐月賞>本命◎馬。つまりは、
そういう馬体というわけだ。馬体解説は
本命◎を打った前走を参考に。

以上、前走比で条件暗転。ただ、例年の
馬体的に真っ先に消せることが多い過去
の<皐月賞馬>よりは、持続惰性の良さ
を備えた馬体だ。



バスラットレオン
これはもう見たまんま。他馬と比較説明
するとその個性がわかり易いかな。

ズバリ、サトノレイナスが「”走行中”
から短い距離間のSP勝負」に向く馬体
なのに対して、本馬は「”静止時”から
短時間で最高速まで到達する」馬体だ。

二頭とも、言葉として「同じSP面に強
みがある」とは言え、全く違う馬体構造
にある。

以上、とにかくダービー云々とは言えな
いコテコテ短マイラー。前走故障かカラ
馬?…とにかく中止は残念だったな。


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※この記事は2021年05月30日 15:50まで550円で販売していました。

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