さすらいの吟遊詩人
< 2024年11月 > | ||||||
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競馬をナンバーズと一緒にするつもりは毛頭ありませんが、16頭立ての競馬ならば、
3連単=3360通り、3連複=560通り、馬単=240通り、馬連=120通り
の買い目があります。
これに対して枠連は「32通り」です。
例えば馬連で15-16を購入する場合、枠連なら8-8を買う形になります。言わずもがなこのレースにおける的中確率はどちらも一緒です。
しかし、券種毎の単純確率で見た場合は、これが異なってしまうのです。
馬連の15-16の的中率は120分の1であるの対して、枠連の8-8は32分の1です。何と3.75倍も8-8の方が的中馬券になる確率が高いことになります。
勿論実際は違います。ぞろ目ではない枠連は、例えば枠連の1-2は馬連の1-3,1-4,2-3,2-4の4つ組み合わせに相当します。つまり4倍の確率30分の1で来るわけです。先ほどのゾロ目8-8は15-16の1つのみと対応しますので確率は120分の1なのです。
この違いが枠連マジックを呼びます。
枠連流しをする人は大抵の場合、ゾロ目も含めて同額を流すことが多いのです。つまり確率より余分に購入してしまうわけです。勿論当りが来れば大きいのですが、確率的には4分の1なので、本来ならば(そこが勝負でない限り)ゾロ目は他の買い目よりも4分の1の金額を購入するのが適当と言えるでしょう。
ゾロ目に余分な投資が入るが故に、枠連のゾロ目以外の組み合わせには相当する4点の馬連を買う以上のプレミアが含まれていることが多くなっています。
人気馬同士の決着で馬連よりも枠連の方が配当がつくケースを、恐らく多くの方が経験していることと思いますが、仮に同額だったとしても実はその裏に人気薄の3点の組み合わせも枠連には含まれていたわけですから、どちらが価値ある馬券であったかは火を見るよりも明らかです。
更に言えば、狙った馬ではない同枠の代用品が来たというご経験をお持ちの方も多いと思いますが、狙った1つの組み合わせに対して、別の3つの組み合わせがあるのですからこれも当然のことなのです。
このタイトルではこの「枠連マジック」を最大限に活かして、的中率と回収率にこだわる予想をお贈りします。
3連単のような何万、何十万馬券はないと思いますが、3ケタ~4ケタの配当を効率良く的中させていくことを目指します。
買い目は軸馬から枠連で3~5点、
目標値としては、
1ケ月単位での的中率50%、回収率150%を掲げます。
因みにこのタイトルの発行者「さすらいの吟遊詩人」の2月10日~6月5日までの通算成績は、
的中率58%、回収率164%です。
枠連の面白さ、そして意外な破壊力をどうぞご堪能ください。