ある悩みを相談するため保健室を訪れる女子中学生、美珂(みか)。
「ウチのお兄ちゃん、ヘンタイなんです」
「ヘンタイ? どうして?」
「電車の中で、私にえっちなコトするんです」
「チカンされるってこと?」
「そうです」
「あらあら、電車の中で妹にチカンするなんて困ったお兄さんね」
正確な状況を確認するためと称して、女保健医は聞き出した言葉から毎朝の痴漢行為を再現し、生徒の肉体に手を這わせる。
カウンセリングの名のもとに生徒の体をもてあそぶ女保健医。
絡み合ううちに、隠された二人の本性が次第に明らかになっていく。
「ああん、せんせ……すごいッ。もっとぉ……もっとちょうだい!」
小説とは違う一風変わったスタイルでお送りする、これはある日の保健室の記録。